音楽むすび | 発売元 : ナクソス・ジャパン株式会社

発売元 : ナクソス・ジャパン株式会社

SCHUBERT / MOZART /SCHUBERT / MOZART /

トランペットが美しく鳴り響くところ〜ルチア・ポップ、リート・リサイタル 今はなきポップの美声と魅惑的な歌いまわしを、繊細な歌曲の世界でたっぷり味わえる好企画盤。 ラインナップは、モーツァルト(静けさはほほえみ/ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたとき/クローエに)、シューベルト(4つのカンツォーネD.688/美と愛がここにいたことは/悲しみの喜び/シルヴィアに)、ドヴォルザーク(死は多くの人の心を捉える/私の心は悲しみに沈む/おお、それはなんと素晴らしい夢だったことか)、マーラー(ラインの伝説/夏に小鳥はかわり/トランペットが美しく鳴り響くところ/私は緑の森を楽しく歩いた/誰がこの歌をつくったのだろう)、シュトラウス(恋人への天の使者/嵐と雨の避難所/あすの朝/子守歌) というものです。 明るすぎず暗すぎず、デリケートな心を巧みに歌い上げるポップの芸風にはまさにふさわしい選曲と言えるでしょう。どの曲でも潤い豊かで伸びやかな美声から、心の微妙な動きが実に濃やかに伝わってきます。録音は1982年と91年に行われておりサウンド面のクオリティは当然ながら十分。じっくり鑑賞できる構成です。 Disc1 1 : Ridente la calma, K 152 (210a) 2 : Als Luise die Briefe, K 520 3 : An Chloe, K 524 4 : Canzonen (4), D 688: no 1, Non t'accostar all'urna 5 : Canzonen (4), D 688: no 2, Guarda, che bianca luna 6 : Canzonen (4), D 688: no 3, Da quel sembiante appresi 7 : Canzonen (4), D 688: no 4, Mio ben ricordati 8 : Dass sie hier gewesen, D 775/Op. 59 no 2 9 : Wonne der Wehmut, D 260/Op. 115 no 2 10 : An Sylvia, D 891/Op. 106 no 4 11 : Liebeslieder, Op. 83/B 160: no 2, In many a heart 12 : Cypresses, B 11: no 11, Downcast am I 13 : Cypresses, B 11: no 5, Oh what a perfect golden dream 14 : Des Knaben Wunderhorn: no 7, Rheinlegendchen 15 : Lieder und Gesange, vol 3: no 2, Ablosung im Sommer 16 : Des Knaben Wunderhorn: no 9, Wo die schonen Trompeten blasen 17 : Lieder und Gesange, vol 2: no 2, Ich ging mit Lust 18 : Des Knaben Wunderhorn: no 4, Wer hat dies Liedlein erdacht? 19 : Lieder (5), Op. 32: no 5, Himmelsboten 20 : Lieder (5), Op. 46: no 1, Ein Obdach gegen Sturm und Regen 21 : Lieder (4), Op. 27: no 4, Morgen 22 : Lieder (8), Op. 49: no 3, Wiegenliedchen Powered by HMV

FOURNIER/FRANCESCATTFOURNIER/FRANCESCATT

気高き永遠のプリンス、フルニエのドヴォルザーク 73年ステレオ・ライヴ完全初出 稀代の名手フルニエのドヴォルザークにまたひとつ名演が加わりました。ライヴでは2つ目、通算4種目にあたります。スタジオ盤のセル&BPO(62年 / DG)とクーベリック&VPO(54年 / DECCA)、さらにシェルヘン&スイス・イタリア語放送O.とのライヴ(62年ルガーノ / AURA, TAHRAほか)の中ではもっとも新しく完全初出となります。 もはや説明不要、演奏から気品が香り立つチェロはフルニエ独特のもの。しかも曲がドヴォルザークならいくつ手元にあろうとも揃えておく価値は十分。若きデイヴィスの力強いサポートも聴きどころで申し分ありません。また、ブラームスは後にワルター盤(59年 / SONY)でも共演のフランチェスカッティ。このエジンバラでのライヴが両者の初顔合わせでした。こちらも初出。 1ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調Op.104 2ブラームス:二重協奏曲 イ短調Op.102 ピエール・フルニエ(Vc)2ジノ・フランチェスカッティ(Vn) 1サー・コリン・デイヴィス2サー・マルコム・サージェント(指)BBC交響楽団 録音:11973年3月14日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ステレオ)    21955年8月30日アッシャー・ホール(エジンバラ音楽祭)(モノラル) Disc1 1 : Concerto for Cello in B minor, Op. 104/B 191 2 : Concerto for Cello in B minor, Op. 104/B 191 3 : Concerto for Cello in B minor, Op. 104/B 191 4 : Concerto for Violin and Cello in A minor, Op. 102 "Double" 5 : Concerto for Violin and Cello in A minor, Op. 102 "Double" 6 : Concerto for Violin and Cello in A minor, Op. 102 "Double" Powered by HMV

RUDOLF SERKIN: MOZARRUDOLF SERKIN: MOZAR

大家ゼルキン、麗しのモーツァルト ライヴ みずみずしくも引き締まったタッチと変幻自在のノリ。録音時63歳のゼルキンが聴かせる美しく格調高いモーツァルト。ちなみに彼はこのわずか数年前にも同じシュナイダーの指揮で両協奏曲をスタジオ録音しています。ほかにセルと第20番を(以上いずれもSONY)、80年代には両曲をアバド(DG)とも再録しています。オマケのドイツ舞曲は、シュナイダーとは幼少より親交が深くこのリリースにOKしたピーター・ゼルキンの強い要望により今回収録されたもの。  なお、今後BBC LEGENDSでは、ゼルキンによるベートーヴェンやシューベルトのリリースも計画されているとのこと。こちらも楽しみです。 1モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414 2モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466 3モーツァルト:6つのドイツ舞曲K.571 4モーツァルト:幻想曲とフーガK.394 ルドルフ・ゼルキン(P) イギリス室内管弦楽団 アレクサンダー・シュナイダー(指) 録音データ 11966年7月23日、ギルド・ホール(モノラル) 21966年7月23日、ギルド・ホール(モノラル) 31966年7月23日、ギルド・ホール(モノラル) 41968年5月13日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(モノラル) Disc1 1 : Concerto for Piano no 12 in A major, K 414 (385p) 2 : Concerto for Piano no 12 in A major, K 414 (385p) 3 : Concerto for Piano no 12 in A major, K 414 (385p) 4 : Concerto for Piano no 20 in D minor, K 466 5 : Concerto for Piano no 20 in D minor, K 466 6 : Concerto for Piano no 20 in D minor, K 466 7 : German Dances (6), K 571 8 : German Dances (6), K 571 9 : German Dances (6), K 571 10 : German Dances (6), K 571 11 : German Dances (6), K 571 12 : German Dances (6), K 571 13 : Prelude and Fugue for Piano in C major, K 394 (383a) 14 : Prelude and Fugue for Piano in C major, K 394 (383a) Powered by HMV

レスピーギ:作品集レスピーギ:作品集

レスピーギ:ピアノ協奏曲、ローマの噴水 ムストネン、オラモ&フィンランド放送交響楽団 『ローマの噴水』はレスピーギ作品の中でも高い人気を持つ「ローマ三部作」の最初の作品で、4つの楽章では、夜明けの牧歌的な雰囲気を湛えた噴水、神々が周囲で踊る噴水、真昼のトレヴィの泉の噴水、夕焼けを映す噴水という、それぞれ時代や時間が異なる噴水の様子が描かれています。  『ミクソリディア旋法によるピアノ協奏曲』は、古代ギリシアに端を発する音階を元に、近代的な管弦楽法と華麗なピアノ技巧を絡めた作品です。 【収録情報】 レスピーギ: 1. ミクソリディア旋法のピアノ協奏曲 (1925) 2. 交響詩『ローマの噴水』 (1916)  オリ・ムストネン(ピアノ:1)  フィンランド放送交響楽団  サカリ・オラモ(指揮)  録音時期:2009年10月14-16日(1)、2009年12月17-18日(2)  録音場所:ヘルシンキ、ハウス・オブ・カルチャー  録音方式:デジタル Disc1 1 : I. Moderato 2 : II. Lento - Andante con moto ? 3 : III. Passacaglia: Allegro energico 4 : I. La fontana di Valle all'alba 5 : II. La fontana del Tritone al mattino 6 : II. La fontana di Trevi al meriggio 7 : IV. La fontana di Villa Medici al tramonto Powered by HMV

マリス・ヤンソンスマリス・ヤンソンス

BR KLASSIK〜バイエルン放送自主制作レーベル ヤンソンス/『ばらの騎士』『ティル』『4つの最後の歌』 2003年、マゼールの次にバイエルン放送響の首席指揮者に着任したのはマリス・ヤンソンス[1943- ]です。着任当初、ピッツバーグ交響楽団の首席指揮者を兼ねていたのは前任のマゼールと同じというのがおもしろいところですが、ヤンソンスは同ポストを2004年で終えると、今度はコンセルトヘボウ管の首席指揮者に着任、直線距離で600キロ強の二つの名門オーケストラの首席指揮者として大活躍することとなります。  このアルバムでは、そんな上り調子のヤンソンスならではの快調な演奏を楽しむことができます。自身、「R.シュトラウスの音楽は私の人生と共にあり、深く何度も繰り返し触れ合っている」と語るだけあって、オーケストラの高度な表現力を生かし切った見事な演奏が展開されており、その芳醇な音色と表情豊かな音楽には惚れ惚れするほど。  アニヤ・ハルテロスは、近年、世界のオペラハウスから招かれているドイツのソプラノ歌手。ドイツ物からヴェルディ、ヘンデルまでこなすレパートリーの持ち主の彼女は、そのシリアスな声質と繊細な表現力によって、ドイツ・リートでも高い評価を得ており、この『4つの最後の歌』についても、すでにファビオ・ルイージ指揮シュターツカペレ・ドレスデンと共演したアルバムがリリースされているので、ヤンソンス盤との比較も興味深いところです。 【収録情報】 ・R.シュトラウス:『ばらの騎士』組曲 AV.145  バイエルン放送交響楽団  マリス・ヤンソンス(指揮)  録音時期:2006年10月19,20日  録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール  録音方式:デジタル(ライヴ) ・R.シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』op.28  バイエルン放送交響楽団  マリス・ヤンソンス(指揮)  録音時期:2009年3月5,6日  録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール  録音方式:デジタル(ライヴ) ・R.シュトラウス:『4つの最後の歌』AV.150  アニヤ・ハルテロス(S)  バイエルン放送交響楽団  マリス・ヤンソンス(指揮)  録音時期:2009年3月25,27日  録音場所:ミュンヘン、ガスタイク、フィルハーモニー  録音方式:デジタル(ライヴ) Powered by HMV

レスピーギ:管弦楽作品集レスピーギ:管弦楽作品集

レスピーギ:『風変りな店』全曲、組曲『鳥』 レスピーギの楽しい管弦楽作品を2つ。『風変りな店』は、ロッシーニの『老いのいたずら』からの幾つかの曲をレスピーギが管弦楽曲に編曲したもの。ディアギレフのロシア・バレエ団からの依頼を受け1919年に初演されたもので、内容は南仏ニースを舞台にした物語。おもちゃ店の店主が様々な客や人形とのやりとりをコミカルに描いたもので、ロッシーニの楽しさが存分に表現された素晴らしい作品です。  かたや『鳥』はラモーやパスクィーニ、その他作者不明のクラヴサン曲を管弦楽曲へと編曲したもの。『リュートのための古い歌と舞曲』と同じく、レスピーギの音楽史への興味が伺われる作品です。  コンティの指揮は躍動感たっぷりで、レスピーギの色彩豊かな管弦楽法を存分に表現したものです。また、この録音はSACDハイブリッドの特性を生かしたもので、素晴らしい臨場感を味わうことができるでしょう。(ナクソス・ジャパン) 【収録情報】 レスピーギ: ・バレエ音楽『風変りな店』全曲 ・組曲『鳥』  パレルモ・マッシモ劇場交響楽団  マルツィオ・コンティ(指揮)  録音時期:2007年  録音方式:デジタル  SACD Hybrid  CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND Powered by HMV

E.T.A.ホフマン:「愛と嫉妬」E.T.A.ホフマン:「愛と嫉妬」

ホフマン:ジンクシュピール『愛と嫉妬』 エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマン[1776-1822]はドイツの幻想文学の鬼才として知られていますが、彼の才能は文学だけに留まらず、音楽、評論、法律、絵画など多岐に渡り、どの分野にも素晴らしい足跡を残しています。このジンクシュピールは、そんな彼の才能の片鱗を見せつけるものです。  この作品は、当時流行していたスペインの劇作家カルデロンの戯曲を、シュレーゲル兄弟がドイツ語に翻訳したものを台本として使い1807年に作曲されたものですが、スコアは失われてしまい、およそ150年経ってようやく図書館で発見されました。今回の上演は、ルートヴィヒスブルク音楽祭において、ホフマンの意図した形を再現することに成功。ここに世界初録音が実現したのです。曲はモーツァルト的な軽やかさと、ロマン派特有の豊かな表現力を併せ持ったもので、E.T.A.ホフマンの音楽への深淵な知識も存分に味わえるものです。(ナクソス・ジャパン) 【収録情報】 ・ホフマン:3幕のジンクシュピール『愛と嫉妬』AV33  ロベルト・ゼリアー(テノール)  クリスティーナ・ゲルストベルガー(ソプラノ)  フローリアン・シムソン(テノール)  シビレ・スペクト(ソプラノ)  ゲイリー・マーティン(バス)  テレーゼ・ビンセント(ソプラノ)、他  ルートヴィヒスブルク・シュロス祝祭管弦楽団(オリジナル楽器使用)  ミハエル・ホフシュテッター(指揮)  録音時期:2008年  録音方式:デジタル Disc1 1 : Liebe Und Eifersucht - Various Performers 2 : Singspiel in Drei Akten Av 33 Powered by HMV

カリヴォダ:交響曲集カリヴォダ:交響曲集

カリヴォダ:交響曲第2番、第4番 ヤン・ヴァーツラフ・カリヴォダはボヘミア出身の作曲家、楽長、ヴァイオリニストです。彼はプラハ音楽院でヴェーバーに作曲、ピクシス(リストのヘクサメロンで1曲を担当したことで知られます)にヴァイオリンを学び、14歳でヴァイオリニストとしてデビューし、ヨーロッパ各地で演奏旅行を行い、名声を高めます。結局チェコには戻らず、ドナウエッシンゲンの宮廷楽長に就任し、亡くなるまでこの地で作曲家として活躍しました。  彼の作品はとても劇的で、よくベートーヴェンと比較されますが、もっと柔軟でロマン派的性格も持っています。今回のアルバムは2曲の交響曲の他に演奏会序曲を収録。交響曲2番の終楽章のフーガは何とも見事なものですし、1860年頃に書かれた演奏会序曲は、ブラームス風でもあります。交響曲第5&7番(777139)も発売中。(ナクソス・ジャパン) 【収録情報】 カリヴォダ: ・交響曲第2番変ホ長調 Op.17 ・交響曲第4番ハ短調 Op.60 ・演奏会用序曲第17番 Op.242  ケルン・アカデミー  ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンス(指揮)  録音時期:2009年  録音方式:デジタル Powered by HMV

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