発売元 : ビクターエンタテインメント株式会社
60〜70年代のフレンチ・ポップスの名曲を集めたコンピレーション・アルバム。「シェルブールの雨傘」や「男と女」など、スクリーン・ミュージックの定番も数多い。
クラブ・ミュージックのポップ性を純化し続けるユニットが放つクリスマス・ソングを含む6曲入りのミニ・アルバム。グリーティング・ソングのためかとりわけハートウォーミングなムードが全編ストレートに表現されていて、とにかく楽しい。ミズノマリの歌が優しく癒す。
本邦インストゥルメンタル・フュージョンのインテリジェンスとパワーが、世界のどこに送り込んでも負けないレベルにあることを示したライヴの快作。塩谷のアコースティック・ピアノを中心に、曲がサウンドが変幻自在にウネるパフォーマンスは驚異的。★
デビュー・ミニ・アルバム『GET UP』に続いてリリースされる、メジャー1stシングル。ファンキーでグルーヴィー、男気あふれる彼らのロックを体験してない人は、迷わず聴くべし!
過去にハード・ロック要素を主体とした曲を歌ってきたが、ひさびさのマキシでは幅広い層へアピールすべく、アコギのストロークを使った聴きやすい曲で勝負。カップリング曲はファンキーに決める。それでも歌のパンチ力は健在。自分らしさを見せつける。
8枚目のシングルはシンバルズ流のお洒落なスウィンギング・ポップス。ビッグバンドをバックに唄う土岐麻子のヴォーカルは、甘くて柔らかい砂糖菓子のよう。ホーリーなムードとジンワリとした温もりが伝わってくる、冬にぴったりのナンバーだ。
カウンター・テナーよりもさらに高い声で歌うメール・ソプラノ(男性ソプラノ)のオレグ・リャーベツが、ストラヴィンスキー、バーバー、ショスタコーヴィチらの、20世紀の歌曲を歌った意欲盤。女声では聴けない不思議な艶を帯びた声がなんとも魅惑的だ。
日本のダブ・オリジネイターとして活躍する、こだま和文の活動20周年記念アルバム。MUTE BEATから現在までのキャリアからセレクトされたベスト盤。UAや中納良恵(EGO-WRAPPIN')といったゲストにも注目。
(1)はTV番組『ココリコミラクルタイプ』のエンディング曲。最近、バラエティをはじめメディアへの露出が多い彼女だが、歌手としての力量も十分注目に値する。全体にビッチなムードを漂わせつつ、豊かな感性を伝えた手腕はお見事。キャッチーな歌声も◎。
4人組のバンドだが、その楽曲のテイストはかなりフォーキー。曲そのものも、またヴォーカルの歌い方も朴訥で、いい意味で洗練されていないざらざらした感触が、親しみやすさや温かさといった雰囲気を生み出している。3曲とも素直で実直な作品だ。
男性2人のユニット、VOICEのヒット曲「24時間の神話」がアンプラグドで復活。最近はアコースティックなストリート・ライヴを精力的に行なってきた彼らがその成果を込めた1枚。
ヴォーカルでメインのソングライターである鈴木由紀子とギターとドラムの男性二人による、ブージークラクションのニュー・シングル。アルバム『NORTHERN HYMNS』のパイロット盤だ。今回もエッジの鋭いサウンドが気持ちいい。
鍵盤音を中心に、ビブラフォン、コンガなどをフィーチャーした(1)を筆頭に、ブレイクを活かした弾むリズムと流れるフレーズのコントラスト、落ち着いた耳通りのいいヴォーカル、そして何より歪みを駆使した音響が気持ちいい。音の世界に引きずり込まれるような印象だ。
前作のジョン・コルトレーン追悼で大きなハードルを越え波に乗る新世代女性歌手の当録音は、ブルースやブルー・テイストに焦点を絞った作品。おきまりのブルースを避け、持ち前の自由で多彩なブルース感を展示。少しダルで翳りのある声が意外に胸に迫る。★
ハデな大ヒット曲のあとに、インディーズ時代の作品をリメイクしたクールなR&Bナンバーを持ってくるところがいいセンス。本質的には生真面目な青春バンドなんだなっていうのが丸出しの歌詞と、セクシーなMIEの声との絡みがいいバランス。これで足元は固めただろう。