発売元 : ピザ・オブ・デス・レコーズ
ピザ・オブ・デスのコンピで注目された4人組が初の単独作品をリリース。痛快なメロディック・パンク・サウンドは、メロディ、演奏力、緻密なアレンジ力の三拍子揃っていきなりクオリティが高い。甘い声質のヴォーカルはパンク・キッズ以外の層にもアピールしそう。
パンクの名門、ピザ・オブ・デスが自信を持って送るニューカマー。99年結成、度重なるメンバー・チェンジを乗り越えて体得したサウンドは、迷いなき王道メロディック・ハードコアそのもの。重いのに疾走感を失わない演奏はマニア以外にもアピールしそう。
ピザ・オブ・デスの中にあっては異色の存在だが、ナイーヴなポップ・センスで注目度は高まるばかりのComeback My Daughters。このファースト・マキシでも、瑞々しいインディ・ポップ・サウンドは、琴線を優しくくすぐるように響き、さらなる活躍を期待させる。
国内有数のメロディック・パンク・バンドとして確たる地位を築いた感のある三人組だが、ここに収められた3曲は余裕すら感じさせる完成度の高い楽曲となっている。エモーショナルなフレーズ一辺倒ではないところが彼らの懐の深さを表わしている。
UKメロディック・パンクの元祖、SNUFFのドラム/ヴォーカルのダンカン・レッドモンズによるソロ・プロジェクトの2ndアルバム。横山健らも参加し、日本でレコーディングされた会心作だ。
インディーズ・コア系ファン注目のピザ・オブ・デス・レーベルから、レーベル枠を超えて15バンドを招聘したオムニバス。なんとすべて録りおろしの新曲を披露! 通常の編集盤的なオムニバスらしからぬ粋な計らいと、心意気、怒濤のキラー・チューン尽くしに降参!
スウェディッシュ・メロディック・パンクの元祖が久々に発表するアルバム。グルーヴィなビートと哀愁のメロディは健在だ。本作を引っさげてツアーを開催、初のPV制作と、意気込みたっぷりの作品だ。
Hi-STANDARDの横山健の1年9ヵ月ぶりのセカンド・アルバム。KEN BANDを率いての本作は、疾走感あふれる男前ナンバーがずらり、の快作。「君の瞳に恋してる」のカヴァーなど、“盛り上がり”を熟知したライヴ・バンドならではの構成と完全燃焼っぷりも◎!
セカンド『Nothin' But Sausage』からの先行シングル。ライヴのために結成したKEN BANDとの共同作業から生まれたのは、前へ前へと突っ走るハイスタ直系の高速メロディック・パンク感覚。走って走って10ccのパンク・カヴァー(4)で締める。シンプル。吹っ切れたのか。
セルフ・プロデュースとなるセカンド・アルバムは、エネルギッシュで気迫みなぎる轟音サウンドが渦巻き、新境地への意気込み、バンドの健康状態の良さが存分に伝わってくる快作。陰をブチ破るメランコリーなメロディに、初期衝動のまま胸を掻きむしられる。
SHERBET、THUMB、REACHの履歴を持つ者4人がひとつのバンドという輪で交わったSLIME BALLのファースト・アルバム。日本のメロディック・パンクを牽引してきただけあって、高揚一途なメロディのうねりは決して単調ではなく、パンクの進化した形を見ることができる。