発売元 : ピザ・オブ・デス・レコーズ
インディーズ・コア系ファン注目のピザ・オブ・デス・レーベルから、レーベル枠を超えて15バンドを招聘したオムニバス。なんとすべて録りおろしの新曲を披露! 通常の編集盤的なオムニバスらしからぬ粋な計らいと、心意気、怒濤のキラー・チューン尽くしに降参!
スウェディッシュ・メロディック・パンクの元祖が久々に発表するアルバム。グルーヴィなビートと哀愁のメロディは健在だ。本作を引っさげてツアーを開催、初のPV制作と、意気込みたっぷりの作品だ。
Hi-STANDARDの横山健の1年9ヵ月ぶりのセカンド・アルバム。KEN BANDを率いての本作は、疾走感あふれる男前ナンバーがずらり、の快作。「君の瞳に恋してる」のカヴァーなど、“盛り上がり”を熟知したライヴ・バンドならではの構成と完全燃焼っぷりも◎!
セカンド『Nothin' But Sausage』からの先行シングル。ライヴのために結成したKEN BANDとの共同作業から生まれたのは、前へ前へと突っ走るハイスタ直系の高速メロディック・パンク感覚。走って走って10ccのパンク・カヴァー(4)で締める。シンプル。吹っ切れたのか。
セルフ・プロデュースとなるセカンド・アルバムは、エネルギッシュで気迫みなぎる轟音サウンドが渦巻き、新境地への意気込み、バンドの健康状態の良さが存分に伝わってくる快作。陰をブチ破るメランコリーなメロディに、初期衝動のまま胸を掻きむしられる。
SHERBET、THUMB、REACHの履歴を持つ者4人がひとつのバンドという輪で交わったSLIME BALLのファースト・アルバム。日本のメロディック・パンクを牽引してきただけあって、高揚一途なメロディのうねりは決して単調ではなく、パンクの進化した形を見ることができる。
メロコアの爽快感とギター・ポップのキャッチーさを兼ね備えた、ど真ん中の快感。元CAPTAIN HEDGE HOGなどストリートで知名度のあるメンバーが集っただけに、技術もセンスも他の類似バンドとは一線を画す。アルバムニ枚同時発売のうちの一枚。
すでにKEN YOKOYAMAのツアーのオープニング・アクトで、大注目のこのバンド。ピザ・オブ・デスらしからぬ屈託ないギター・ポップと明るいメロディに驚きつつ、英語詞をじっくり読むとやはりハイスタ譲りの青春と哀愁がそこに。いきなり名盤かも。
難波の脱退が明らかになったHi-STANDARDを、今後も背負ってゆくと力強く宣言したKenの初ソロ。アコースティック、ファンキーな曲、ハイスタ王道メロコアなど、幅広い曲調を貫くメロディの豊かさが最高。あまりにも感動的な告白調の歌詞も凄い、一世一代の傑作だ。★
サバスもバックストリート・ボーイズもビートルズもダフト・パンクもニルヴァーナも、粗く作られたハードコア・パンク/スラッシュ・サウンドでやったカヴァーだらけのCD。心を込めるというよりは好きな曲だからやっただけという、やんちゃな潔さはある。