発売元 : マーキー・インコーポレイティド株式会社
メロディアス・ハード不滅の一大ブランドたるボストンに捧げるカヴァー集。その筋の専門レーベル“エスケイプ”人脈からハートランドのメンバーはじめ甘美なメロディの使い手たちが大挙集合し、スペーシーで心温まるハーモニーを忠実に再現している。思わず心地よく横揺れ。
スウェーデン出身先鋭的メタル・コア・アクトがレア・トラック集を挟んで4年ぶりに放つ4作目のフルレンス作。爆走した前作とは一転して再び重いうねりが全面を支配する作風に帰ったが、知的なノイズとテクの融合ぶりは依然として独特で他の追随を許さない。
アーテンションのヴィタリ・クープリ(key)と様式美メタルには必要不可欠のシンガー、マーク・ボールズが合体の夢のバンドの初来日公演を収録。技巧派揃いの集団だけにネオ・プログレ的な演奏のスリルと夢見心地の華麗な旋律美を満喫出来る逸品。
フランス出身の6人組メタル・バンドのファースト・フルレンス作にして本邦デビュー作。ドラマティックなメロディが疾走しまくるパワー・メタル・サウンドは、プログレっぽい味付けもいい感じ。仏語詞ながら、メロディの良さがすべての違和感を払拭する。
英国産ハード・ロック・バンドの復活アルバム。往時のままの鋭いハイ・トーンを聴かせるシンガー、かつて以上に弾きまくりのギター、そして、叙情味とキャッチーさを程よくブレンドさせた極上メロディ……とすべてが素晴らしい。ジャーニーっぽい曲もアリ。★
スウェーデン出身のシンガーのベスト盤。と言ってもドメスティック臭は一切なし。チープ・トリックにも精通するキャッチーなポップ・ハードを中心に哀愁を帯びたメロディを巧みに操りヒット・ポテンシャル志向の曲、サウンドを提供。耳障りの良い作品集だ。
オランダのシンフォニック・ロックの貴公子ヴァレンシアの新作。今回も目一杯ドラマチックでキャッチーな曲がバランス良く並んでいる。お約束のクイーンばりの組曲も中盤にセットされ、手堅い仕上がり。夢見心地のうちにCDが終わる、そんな感じだ。
本邦デビューを果す(今作が3作目)伊メタル・バンド。流麗なキーボードをフィーチャーしたいわゆるいわゆるシンフォニック志向で、起伏に富んだ曲構成はなかなかのものだ。時折顔を出すクワイアもヨーロピアン・テイスト満点。様式美好きはトライの価値あり。
スウェーデン出身のハード・ロック・バンド(プロジェクト?)のセカンド・アルバム。北欧産らしい叙情サウンドはいかにも日本人好みという感じだが、どうもヴォーカルが弱い。透明感あふれるサウンドとコーラス・ハーモニーに助けられている……という気も。
北欧産ドラマチック・メタルの新星による初フルレンス作。サントラ風のスケール感あふれるイントロに始まり、スピード、メロディ、そしてパワーと三拍子揃ったハード・ロックへと流れるシルエットはマニアには眩しいはず。これは将来の注目株だ。
フィンランド出身5人組のデビュー・アルバム。確かな演奏力に裏打ちされたストレートなメロディック・デス・メタル。ギターとキーボードの掛け合い、ユニゾンは実にスリリングだ。コレは間違いなく人気出ますな。メロデス好きなら要チェック!
ネオ・クラシカルなヘヴィ・メタルを奏でるドイツ出身の5人組による4枚目のアルバム。完成度の高さには定評があるが、本作でも仕上がりは万全で、貫禄さえ漂わせている。ヴィヴァルディの「春」とCPE・バッハの「ソルフェジェット」のアレンジも聴きどころ。★