発売元 : 有限会社ザザ
2008年に大阪で結成された、ツイン・ヴォーカルの4ピース・バンドによるファースト・アルバム。重厚なサウンドにのせたメロディアスな英語詞フレーズは、海外バンドとの共演実績を物語るダイナミズムを伴う。パンク、ロック、ポップスを包括し、さらなる進化を期待させる。
音大出身者によるスカ・バンドのファースト・アルバム。ジャズの要素を感じさせる「THE GATE OF DARKNESS」、和(お囃子)っぽい要素を感じさせる「Swinging TOKIO」、アイリッシュ調のメロディが印象的な「The legend of Avalon」など、まさに“ハイブリッド”なスカ・ナンバーが楽しめる。
2005年に川崎で結成された三人組メロディック・パンク・バンド、これが2枚目のミニ・アルバム。速く激しく美しく、正統派スタイルで叩きつけるケレン味なきサウンドに共感を覚えるパンク・ファンも多いはず。スカやレゲエの要素をさりげなく取り入れるセンスもグッド。
2002年に結成、2005年にギタリストを追加してパワー・アップした4人編成バンドによるサード・ミニ・アルバム。全編英語詞に加え、西海岸の乾いた風を思わせる音作り、充実したコーラス・ワークが、メロディック・パンクを超越した爽快感をもたらしている。
奈良県出身5人組メロディック・バンドのデビュー・ミニ・アルバム。どこまでもフリーダム&縦横無尽に鳴らすギターに、明朗でやんちゃなヴォーカル&コーラスがはじけまくる痛快パンク・ロック。西海岸的まばゆくドライに聴かせる、期待大なニュー・カマー。
98年に森了一を中心に結成、2000年リリースのファースト・アルバムから実に8年ぶりの結成10周年のセカンド・アルバム。生々しくレコーディングされたスカ・サウンドは迫力満点。アクが強いサウンドも、まるでライヴのようにアグレッシヴに迫ってくる。
全国の良質なスカ・バンドを紹介したSouth Bellレーベルのオムニバス『MONSTER SOUNDS』のパンク編。メロディック・パンク系のニュー・フェイス・ライヴ・バンドにスポットを当て、20組が集結したお得盤。豊かな感性と痛快で活きの良い演奏が楽しめる一枚だ。
2005年に川崎で結成したメロディック・パンク三人組のミニ・アルバム。若さの特権といえる勢いをためらうことなく注ぎ込んだ、スピーディで簡潔なトラックが彼らの真骨頂。歯切れの良いビートが体を揺らし、爽快な気分の頂点へたどり着くこと間違いなし。
二度目のヨーロッパ・ツアーを前にリリースされたセカンド・ミニ。当然ながら、全編にわたってスカ一色。変わったところでは、ロシア民謡の「トロイカ」をスカにアレンジ。スカパラやEGO-WRAPPIN'がカヴァーした「Black Sunday」のカヴァー&テクノ・ヴァージョンも収録。
厚木在住三人組のファースト・ミニ。米インディ直系のオルタナ的ギター・サウンドを基本に、高揚感や開放感にあふれた演奏やエモーショナルなヴォーカルで、眩しくピュアな世界観を作り上げている。特にメロディ・センスと演奏の表現力は確かなものがある。
札幌発・ガールズ・ヴォーカルの8人編成スカ・ポップ・バンド。ふわふわした透明な声質とハードなバンド・サウンドとのミス・マッチや、ホーン隊がソロを回すなどアレンジも面白い。楽曲はオーソドックスなスカ・ポップだが、とにかく楽しいこれが単独初音源。
ドイツのミュンヘン出身の8人組スカ・バンドのアルバム(2度目の来日にあたり、日本先行リリース)。小気味のいいギター・リフとかイントロなど、工夫があるし、ヴォーカルも含めサービス精神もたっぷり。温かく余裕も感じさせる演奏も魅力的だ。
2002年に仙台で結成されたメロディック・パンク・バンド。これがファースト・フルで、四つ打ち、ギター・ポップ風などいろいろ入って、ジャンルにこだわりはなさそう。甘い声の歌、英語詞、適度にウェットで適度にキャッチーなメロディ……今後どこまで個性を伸ばせるか。
2001年より活動する、男女ツイン・ヴォーカルを含む8人編成が放つスカ・ポップ。ホーンをフィーチャーしたサウンドはキャッチーなメロディを伴い、軽快で聴きやすい。ヴォーカルのハーモニーもよく調和しているが、スロー・チューンもあるとなおいい。
名古屋で結成された5人組パンク・ロック・バンド、Peach Jamの2007年8月発表のミニ・アルバム。キャッチーなメロディに乗せたメッセージ性の強い詞を、存在感にあふれた女性ツイン・ヴォーカルが届けてくれる。
老舗のスカ専門レーベル、PORKPIEと日本人として初めて契約したDALLAXを筆頭に計14アーティストが参加した全編スカ・オンパレードのコンピ・アルバム。しかも、全曲新曲収録という意欲作。酷暑も吹っ飛びそうな、まさにモンスター級の軽快スカ・アルバム。
J-POP業界で活躍する若手トップ・クリエイターたちが覆面で参加し、日本版“ゴリラズ”と呼ばれるユニットの2作目となるアルバム。本作では「青春アミーゴ」や「抱いてセニョリータ」を手がけたzoppがプロデューサーとして参加。振り付けはEBATO氏が担当。
日本には、まだまだ埋もれた名バンドたちが数多く存在している。主要都市以外で精力的に活動しているメロディックなパンク・バンドを集めたのが本コンピ盤。どのバンドもその音の中から、勢いとぎらついた野生味を覚える。未完成な衝動が良い!!