発売元 : 株式会社オーマガトキ
発売元
株式会社オーマガトキオノが日本で初めて本格的に行なった、東京・青山のスパイラル・カフェにおける98年のライヴ。極力決めごとなしで演奏したらしいが、この盤には2.1ch-SA-CDと5.1ch-SA-CDを含む3種類のミックスを収め、いろいろなシステムで格調の高い音が楽しめる作りだ。
発売元
株式会社オーマガトキモスクワ出身、現在はパリを中心に活動している女性歌手のデビュー作。そうした背景とは別に、ここで歌っているのはアメリカのジャズ・スタンダードが大半。そうしたミスマッチがおもしろい。しっとりとしたスタンダード・ヴォーカルにヨーロッパの香りがほのかに。
発売元
株式会社オーマガトキカナダ出身のシンガー/ピアニストのデビュー作から聴き取れるのは、インプロヴィゼーションと豊穣な歌心とが同居した希有な音楽。そこには危ういまでのジャジィな感覚を破綻の一歩手前で押しとどめ、ポップと表現してもよいほどのヴォーカル・チューンのなかに蘇らせた大人のうたがある。
ペルーは首都のリマで活躍する新感覚の女性シンガー、ピラール・デ・ラ・オスの2作目(2007年発表)。タイトルどおり、ペルーの伝統音楽、リズムにジャズ、ボサ・ノヴァの要素をクロスオーヴァーさせたスタイルが斬新。ペルーの新しい潮流になるのでは。
一見グループ名のようなステージ・ネームを持つ女性シンガー・ソングライター(ウクレレ弾き語り)のアルバムは、2002年の既発作品に2006年の録音をプラス。情念と軽やかさが交錯する独特の歌い口が、わかりやすく立体化された内容に。好き嫌いは分かれそうだが。
制作・出演
アルマンド・チュー / アレクセイ・ヴァーグナー / ウリ・バルテル / クリスチャン・フォン・デア・ゴルツ / グレゴアール・ペーターズ / スコット・ホワイト / ドッチー・ラインハルト発売元
株式会社オーマガトキ最高の音で楽しむために!
JAYWALKのヒット・ナンバーを、渋谷のクラブ“アトム”のDJ TORAがリミックスしたコラボレート・アルバム。インパクトあふれるリミックスにより、オリジナルとは一味違った新たな側面が描き出されている。
芸術祭演芸部門での受賞歴も持つ“歌語り”者の舞台をCDで再現。語りと歌が、アコーディオンの融通無碍な間合いに支えられ、次から次へと転換していく。西條八十の、野口雨情の生きざまを語りつつ、間に歌われる懐かしい歌が心に染みる。平凡の中の非凡というべき芸風。★
思わずカラダと血が騒いでしまうのもいいけれど、エレガントでシック、どこか落ち着いたアダルトな味わいを持つボサ・ノヴァも素敵だ。ジョビンの特質を活かしつつ、そこに上田の思いとワザを込め、それが結局本来の作品を活かす。ベテランならでは。
クロアチア出身の女性シンガー・ソングライターの、身を委ねたくなる、優しく澄んだ歌声と簡素な調べが見事に調和する一枚。子守唄、民謡にこだわりつつも、オフコースの曲などをカヴァーする多岐にわたる内容で、映画『魂萌え!』の主題歌も再録している。
発売元
株式会社オーマガトキロサンゼルスが拠点のジャズ・ピアニスト、ジョシュ・ネルソンの本邦初登場盤。サラ・ガザレクの歌伴をはじめ幅広く活動するジョシュが、リリカルなピアニズムを十分に発揮したリリカルなストレートアヘッド・ジャズ作だ。「ティアーズ・イン・ザ・モーニング」はビーチ・ボーイズの代表曲。
ポルトガルのファドをベースに独自の表現法を作り上げたシンガー、松田美緒の3作目となるアルバム。弦楽器とピアノの小編成により、彼女の音楽的ルーツと歌声の魅力に迫った数々の名曲が披露されている。
2007年9月のダブル襲名を記念した、林家木久蔵と林家きくおの親子による落語CD。木久蔵は師匠の彦六とのエピソードを基にした「新・彦六伝」を、きくおは古典落語を披露。木久蔵の名調子「いやんばか〜ん」も楽しめる。
アコギとドラムのデュオ編成で、ブラジル音楽を独自に解釈した異色作。オリジナルのほか、カエターノ・ヴェローゾなどの有名曲も取り上げ、パーカッシヴなギターと切れ味鋭いドラムの絡み合いで疾走感あふれる演奏を展開。うっすら滲む和風のリリシズムも魅力。★
縦横無尽の活動でファン急増中の、キヨシ小林によるクラシック・アルバムは、堂々ウクレレ1本での完全ソロ作品。派手なパフォーマンスなしに、旋律を慈しむようなプレイが実に心地よい。楽器の限界すらかまわず晒してしまう、実力と経験が支える密かな力作。★
元イーストであり、70年代からJ-POPシーンを支えてきたもっとも重要なギタリストのひとり。自作曲に西部劇の主題歌や荒井由実らの作品を加えた内容は彼の音楽体験やキャリアを反映したもので、アコースティック・ギターで綴る詩集のように細やかで美しい。