発売元 : 株式会社ギザ
31枚目のシングルは、「START」以来約5年ぶりの『名探偵コナン』のオープニング・テーマ。バウンス16ビートのミディアム・ナンバーで、ドラマティックに盛り上がるサビが心地よい。見えない力を大切にしていこうという思いを歌った歌詞が、コナンと蘭のそれぞれの思いにも通じている。
関西出身の三人組のメジャー3枚目のシングル。これまでのシングルと違って、今回は美しいバラードだ。タイトルどおり別れた恋人を想うラブ・ソングで、ピアノとストリングスをバックに切々と歌い上げる。歌詞もメロディもサウンドも見事な一体感があり、涙腺が刺激されてしまう。「あたたかい海」もバラード。
クラブ・サウンドのテイストを持つジャズ・シンガー、栗原小夜のセカンド・アルバム。今回はサーフィン好きでもある彼女が、サーフ・ミュージックの要素も反映させた。ジャズ系の名曲が中心。脱力系の色っぽさと爽やかさがブレンドされたヴォーカルが魅力的だ。
前作『LOCKS』から約1年半ぶりとなる7枚目のアルバム。TVアニメのOP&EDテーマなど話題曲を収録。胸にスッと沁み込むバラード中心ながら、メロウな「Stay」や「Saturday In The Park」のようなブルージィなイントロが印象的な「ON THE WAY」も新鮮で◎。
GIZA Jazzレーベルのコンピ第2弾。そのまま日本のジャズ界美女ランキングになりそうなジャケにまず見とれた。内容は心地よいスムース・ジャズで、普段ジャズを聴かない人でもすんなり入っていけそうなスタンダード集。顔だけじゃなく、みな声も綺麗です。
『Bossa@NILO』シリーズ3作で、関西を中心にしっかりボサ・ノヴァ歌いとしての存在感を獲得したニロが、オリジナル・ナンバーでついにそのうたの世界を聴かせてくれた。ボサのときの心地よさはそのままに、より等身大の彼女自身が浮かび上がってくる見事な小気味よさ。
日本テレビ『汐留☆イベント部』2009年8月のテーマ曲だった24枚目のシングルは、夏の終わりにピッタリのメロディアスでどこか懐かしいナンバー。恋の終わりに際し、あなたへ正直な思いを語りかける歌声が切なく響く。「だんだん君の笑顔が遠くなっていく」もまた、彼女らしく琴線を優しくかき鳴らす佳曲だ。
現役レーシング・ドライバー、吉本大樹をはじめ、豊かな才能と個性を持ったメンバーが集まった3ピース・ヴォーカル・バンドのアルバム。ナチュラルなメロディとコーラス・ワークが心地よく響く。大田紳一郎のセンスのいいアコースティック・ギターも聴きどころ。
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株式会社ギザアレンジにポップスのテイストを加え、聴きやすいジャズを志向するシンガーの4作目。「Moonlight serenade」「Lovin' you」といったスローを雰囲気たっぷりに表現するほか、難曲「Spain」では高速フレーズを力強く歌いこなし、成長ぶりを示す。自然体で語りかけるようなイメージの「You've got a friend」はあたたかい声に合っている。
女性シンガー・ソングライターのファースト・アルバム。複数のアレンジャーによるさまざまな味付けのサウンドも楽しいが、楽曲それぞれが生ギターの弾き語りでも成立するぐらいの完成度を保っているのが強みーーというより、むしろそちらを聴きたい気がする。
音楽活動10年目を迎えた愛内里菜の、10周年イヤーの次の展開となるのが、この両A面シングル。人にはそれぞれの生き方があると応援する「STORY」、夏の恋物語の過去から現在、そして未来を歌う「SUMMER LIGHT」。どちらも聴いていると元気が出てくる夏らしい曲。
デビュー作が数々のパワー・プレイを獲得した三人組ポップ・ユニット、CHICAGO POODLEのセカンド・シングル。アコースティックな響きと軽妙かつ味わい深いヴォーカルが耳に優しい。気がつけばまた聴きたくなるスタンダードな魅力を持っている。
デビュー以来のポップ寄りジャズ路線を踏襲する3作目。透明感のある声がメロディに合う「Moon river」、持ち味であるヴォーカルの健康的なたたずまいが楽曲のよさを際立たせる「Sunday morning」など充実の仕上がり。プログラミングによって現代的な装いとなった「Love theme from“Spartacus”」ほかアレンジャー陣の活躍も光る。
2002年5月のデビュー以来、ラテン・サウンドにこだわり続ける北原愛子による初ベスト・アルバム。デビューからの全シングルに加え、未発表曲も収録。ラテン歌謡テイストの楽曲から女心を綴ったナンバーまで、表情豊かな作品が楽しめる。
4枚目のシングルは、テクニカルなギターのイントロが印象的な「SUNSET」とアメリカンなリフが印象的な「在りのままで」と、疾走感たっぷりのナンバーが並んだ。全員がヴォーカルをとれるだけあって、サビでの重厚なハーモニーはNaifuの個性であり強力な武器となっている。
三枝夕夏を中心としたプロジェクト・ユニットの2009年第2弾シングル。十分な陰影を感じさせるシリアスな歌詞が、夕夏のどこか突き放すようで印象的なヴォーカルを通じて、まるで90年代の時代背景の下で渇する若者に共通したような危ういバランスを感じさせる。
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株式会社ギザ新感覚ラテン・シンガー、伊奈木による2作目。ノラ・ジョーンズ、ブリトニー・スピアーズ、マドンナなどのポップスを打ち込みビートのラテン・ポップスに仕上げている。明るく澱みない声が爽やかなアップ・テンポの曲調とマッチして、夏のBGMに最適だ。
“出会いと別れ”をテーマにした春らしいポジティヴ・ソング。“ライヴでみんなで歌える歌”をコンセプトにした、キャッチーなメロディが魅力の一曲だ。カップリングの「Nora」は野良猫の視点で別れを綴った、郷愁と優しさに満ちたミディアム・ソング。
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株式会社ギザ2008年のデビューから、立て続けにZARDの楽曲のピアノ・インストゥルメンタルを発表し続ける羽田裕美。ついに4枚目となったこの作品では、通常のシングル曲から収録範囲を広げ、坂井泉水の作曲ナンバーやセルフ・カヴァー曲にまで及ぶ泉水ワールドを追求。