発売元 : 株式会社ギザ
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株式会社ギザ原曲のイメージを大事にしつつ、ピアニスティックな技巧も活かした丁寧なアレンジで、さり気なく添えられたストリングスの効果も絶妙。坂井泉水の追悼ライヴで注目を集めた羽田裕美による、ZARDメロディのアコースティック・ピアノ・アルバム第3弾。
「世界はそれでも変わりはしない」というシリアスな現状認識を強く反映した歌詞が印象的なミディアム・チューン。しかし楽曲自体は決して重くなく、どこか軽やかでポジティブなイメージを放っている。大らかな気持ちよさを感じさせるヴォーカルも魅力的な10枚目のシングル。
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株式会社ギザ女性ジャズ・シンガー、中島紅音のサード・アルバム。ジャズ系の有名スタンダードを歌った。4ビート・ジャズとは異なり、実にさまざまなサウンドで歌っている。フュージョン主体で、クラブ・ミュージックのテイストを含んだ編曲と演奏だ。ヴォーカルはハスキー&キュート。
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株式会社ギザJ-POPからのラテンへの回答というべき、明るく快活で現代的サウンドに満ちた作品。元WANDSの大島こうすけによるトラック・メイキングで、日本発のラテン・ミュージックに新たな局面を提示している。ラテンというよりJ-POPとして楽しむべき作品。
大阪出身の4人組によるセカンド・シングルは、アニメ『名探偵コナン』のオープニング・テーマ。ハード・ロックと歌謡曲の融合という、日本人が最も得意とする様式の継承者たちだが、下手に最新形を気取らないのがいい。どこか懐かしい香りがする。
徳永暁人、大田紳一郎、吉本大樹によるロック・バンドの4枚目のアルバム。アコースティック・ギターを多用したアメリカン・ロック的サウンドと、等身大の内面を吐露したような歌詞とで、じっくり聴かせる大人のロック・アルバムに仕上がっている。
ギザが送る、碧井椿(vo)率いるロック・バンドの4枚目のシングルは、TVアニメ『ゴルゴ13』のテーマ曲。可愛くせつない乙女ポップ・パンクな曲調が、ゴルゴ的世界とはまったく違っていてなんとも言えずシュールな興味をそそる異色作。
紅一点のアヤヲ(vo)を擁する5人組のシングル。ヴォーカル、演奏、アレンジ……すべてにおいてハイ・クオリティ。収録曲のコントラストも自然で、どこか憂いのある歌声を含めてバンドのポテンシャルの高さを感じさせる。特に「コイニオチタ」はコンパクトな3分間ポップスで好感が持てる。
27枚目のシングル。愛内里菜というと、超ハイ・トーンでダンス・ビートというイメージが強いが、今回は比較的低めのキーでロック的なアプローチをしている。別れ行く人への感謝と哀惜の気持ちを素直に綴った自作詞と曲のイメージがよくマッチしている。
GIZA JAZZレーベル初のコンピレーション・アルバム。森田葉月&森川七月、森川七月、早川えみ、小泉ニロ、中島紅音の5組のディーヴァによる全10曲を収録。スタンダード・ナンバーを取り揃えた、気軽に聴ける一枚だ。
4人組ポップ・バンドの7枚目のアルバム。生音を活かしたどこか懐かしさを感じさせるサウンドから一転、ピコピコ音やループなどデジタル音を生かした近未来的なサウンドを展開。松永安未のキュートなヴォーカルもメロディにマッチし、極上のポップ・ミュージックに。
ビーイング系女性ヴォーカリストのサード・アルバム。バンド編成によるハード・ロック的サウンドの曲が多く、混じりっけのない声でひたむきに歌うヴォーカルが全編で冴えている。バラードでのスケール感のある歌声もなかなか。相川七瀬の現代版といえるか?
女性キーボード奏者のセカンド・ソロ・アルバムは、ZARDのピアノ・インストによるカヴァー集。ZARD最後のレコーディングにもピアノで参加していたという彼女の楽曲への、そして坂井泉水への敬意と愛情が感じられる演奏は、聴き手の心に響く。
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株式会社ギザのびやかで溌剌とした歌唱を持ち味とするシンガーのセカンド・アルバム。収録曲の多くはスタンダードだが、ポップ寄りのサウンドにすることで個性を活かしている。GARNET CROWの古井弘人がダンサブルにアレンジした「Charade」は典型。清澄なイメージの「Danny Boy」は声の美しさが際立つ。
2008年にデビューした女性シンガー・ソングライターのサード・シングル。自己否定や辛い選択をしようとしている人たちに送るメッセージ・バラードで、ピアノに乗せ優しく歌っている。カップリング「You know」は、ギター・ループとラップを採り入れたグルーヴィ・チューン。
通算9枚目のシングルで、『名探偵コナン』ED曲「Summer Memories」は、ストリングスで聴かせるバラード。繊細なヴォーカルが、過ぎ行く夏の夜の物悲しい雰囲気をも醸し出していて切ない。心の脆さを歌う詞も共感を呼びそう。「I'm your side」は、静と動のメリハリあるロック・サウンドが気持ちいい応援歌。
相応のキャリアを持つメンバー全員がヴォーカルを務める、2005年結成の4人組。メジャー進出作となる本作は、印象的なアルペジオに始まる「Take The Wave」からソツのなさを見せつける。根底にあるのはハード・ロックで、ポップなセンスをほどよくバランスさせている。
11枚目のシングルは、美しいアコギの調べが印象的な、夏色のサウンド。3ピース・ヴォーカル・バンドということで、そのハーモニーはもちろん絶品なわけだが、特筆すべきはスロー・テンポで弾き語られる、そのメロウな雰囲気。心ゆくまで酔える懐深さがある。