発売元 : 株式会社ギザ
2008年にデビューした女性シンガー・ソングライターのサード・シングル。自己否定や辛い選択をしようとしている人たちに送るメッセージ・バラードで、ピアノに乗せ優しく歌っている。カップリング「You know」は、ギター・ループとラップを採り入れたグルーヴィ・チューン。
通算9枚目のシングルで、『名探偵コナン』ED曲「Summer Memories」は、ストリングスで聴かせるバラード。繊細なヴォーカルが、過ぎ行く夏の夜の物悲しい雰囲気をも醸し出していて切ない。心の脆さを歌う詞も共感を呼びそう。「I'm your side」は、静と動のメリハリあるロック・サウンドが気持ちいい応援歌。
相応のキャリアを持つメンバー全員がヴォーカルを務める、2005年結成の4人組。メジャー進出作となる本作は、印象的なアルペジオに始まる「Take The Wave」からソツのなさを見せつける。根底にあるのはハード・ロックで、ポップなセンスをほどよくバランスさせている。
11枚目のシングルは、美しいアコギの調べが印象的な、夏色のサウンド。3ピース・ヴォーカル・バンドということで、そのハーモニーはもちろん絶品なわけだが、特筆すべきはスロー・テンポで弾き語られる、そのメロウな雰囲気。心ゆくまで酔える懐深さがある。
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株式会社ギザデビュー作に続いて全曲がジャズ・スタンダードでのセカンド・アルバムだ。ややハスキーなハイ・トーンの声、しかしまろやかに聴こえる。馴染みの曲を並べたが、どれも彼女らしい個性に満ちている。その魅力的な歌唱が今後をさらに期待させてくれる。
8枚目のシングル。別れた恋人への想いを歌う失恋ソング「君去りし誘惑」は、吹っ切れたように爽快なメロディにのせて歌い上げることで失恋の哀しさがより際立ち、美しい純愛ソングへと昇華させている。GARNET CROWの岡本仁志が作曲した「Whenever you're gone Today」も同様にポップで悲しく美しい。
女性ボサ・ノヴァ・シンガーのセカンド・アルバムは、ブラジル音楽の名曲カヴァー集。オリジナルに敬意を表しつつも、無理な本物志向は感じられず、彼女が感じ取ったブラジル音楽として再構築されたナチュラルな雰囲気が感じられるのが魅力となっている。
モデルや女優として活躍する岩田さゆり、初のベスト・アルバム。人気曲の数々に加え、新録曲も収録された内容となっており、彼女のフレッシュな輝きがたっぷりと味わえる。
愛内里菜の約2年ぶりとなるオリジナル・フル・アルバム。日本テレビ『汐留☆イベント部』のテーマ・ソングに起用されたタイトル・ナンバーをはじめ、いっそう情感豊かになった歌声が響きわたっている。
26枚目のシングルはピアノやストリングス、ウインド・チャイムを採り入れたサウンドに、彼女のスウィートなヴォーカルが響くバラード。歌詞には“側にいる時も一人の時もあなたを信じたい”という、まっすぐな女性の気持ちが綴られている。
ファッション誌『小悪魔ageha』のモデルとしても人気の白石桔梗による2ndシングル。バリ音楽や伝統舞踊など、さまざまなことに挑戦する彼女の多彩さがうかがえる仕上がりだ。リアルなリリックと独特のハスキー・ヴォイスの融合が見事。
実妹とのユニット“森田葉月&森川七月”でデビューしたシンガーのソロ第2作。ウクレレの音色が醸す楽しげな雰囲気に明るくソフトな声が合う「キャンディ」、グルーヴ感のある演奏に気持ちよく乗りながらニュアンスに富んだ表現を見せる「ビーウィッチド」などが好トラック。スローの4ビートにした「イフ・アイ・フェル」も面白い。
男性三人組の10枚目のシングル。福山雅治風の男前ヴォーカルがグッとくる「ガラスのハイウェイ」、生ギターの響きがイカした英詞曲「Underworld」、ハープがカッコいいブルース調の「勝手ノ勝チ太郎」と、3曲各々でガラリと表情を変えるのが面白かった。とはいえ、全編通して“ロック”な筋は一本通っている気がする。
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株式会社ギザ姉の森田葉月とのコンビで活動していた森川の初ソロ作品。スタンダードのほか、エルトン・ジョンやキャロル・キングの曲も。ソフトな語り口が心に優しい。タンゴの「A taste of honey」、ラテンの「Love me or leave me」など編曲が面白い。
ヴォーカリストであり作詞者だった坂井泉水の転落死から1年を前にした、「負けないで」「揺れる想い」などのミリオンセラー・ナンバーを中心に、忘れられない彼らのメロディをクラシック・ピアノで奏でる試み。羽田裕美の温かなタッチが聴き手の胸に迫る。
ヴォーカル&ギターの碧井椿を中心としたバンド、PINC INCのデビュー・シングル。女の子の気持ちが生き生きと綴られたポップ・ロック・チューンで、ドラマ『ワイルドライフ〜国境なき獣医師団R.E.D.〜』のテーマ曲に起用された。
サックス奏者を含む関西の5人組によるミニ・アルバム。ジャケは癒し系っぽくもあるし、ゲストがストリングスを挿入した「桜の木の下で」は清楚な魅力の曲だが、パンチの利いた歌声とパワフルな音で展開。薄手の紙を使った歌詞カードなどの和の質感も音に合っている。
6枚目となる本作は、彼らにとって重要な意味を持ちそうなアルバムとなっている。シリアスと軽妙さをバランスよく兼ね備えた楽曲は非常に垢抜けた印象があり、優しさや切なさといった人間として大事な部分が、リスナーの心にダイレクトに届く感じだ。