発売元 : 株式会社ギザ
男性4人+女性ヴォーカルという編成のバンドのメジャー第3弾シングル。このバンド、すごい! 緻密なアレンジに高い演奏力、そしてほんの少しかすれた感じが魅力的なヴォーカル。どれをとってもハイ・クオリティで、彼らの世界に引き込まれる。★
ハートフルでキュートな松永安未のヴォーカルとソフトでセンチメンタルなサウンドが持ち味の4人組の、文字どおり6枚目。ギザ系アーティスト特有のピュアネスに洗練されたグルーヴをプラスした、都会の喧騒を忘れさせてくれるオシャレ感が心地よい好作。
さまざまな音楽性を提示している、三枝夕夏 IN dbの2007年10月発表のシングル。三枝夕夏の作曲によるメロウなミディアム・チューンで、民族楽器の音色が印象的に響いている。シンプルな演奏の上でその歌声が切々と胸に染み入る仕上がりだ。
CMやTVのテーマ・ソング、ヒット・シングル曲などを多数収録した、上木彩矢の2ndアルバム。メロディアスでポップ、そして時にロックなナンバーが並んだ、彼女の魅力が弾けた一枚だ。
通算4枚目のアルバム。ケーナの音に哀愁が漂う「世界中どこを探しても」、エレキ・サウンドが耳に残る「もう心揺れたりしないで」、歌謡曲風なメロディにサンバのアレンジが映える「SAMBA NIGHT」と、さまざまなジャンルに違和感なく馴染んでしまうヴォーカルの質感はまさに純白といった趣。ポップに弾けて終わる「Surfing in the Heaven〜」が意表をついて面白い。
作編曲家としても活躍している徳永暁人(vo,b)が中心となって結成されたトリオの3枚目のアルバム。アコースティカルな心染みいるバラード系の曲からアップ・テンポの曲まで、アダルトな雰囲気漂うメロディックなナンバーが満載されている。
発売元
株式会社ギザスタンダードがずらりと並んでいるが、それらを正統派ジャズ調で歌うだけでなく、プログラミングを用いたり、クラブ系の味付けを施したり、アレンジが変化に富み、現代の息吹を感じるジャズ・ヴォーカル作。晴れやかな歌の表情が印象的。DIMENSIONも参加。
関西を地盤に活動する5人組のメジャー第2弾シングル。アコースティックにしっとり聴かせる「街」や「僕のすべて」にポテンシャルの高さを感じさせるが、よりバンドらしいファンクな空気を堪能させる「kiss kiss kiss」にもライヴを彷彿させる心地よさがある。他の作品にも興味が湧く。
アニメ『結界師』の主題歌で注目されたシンガーのファースト・アルバム。聴けば一発でわかるとおり、B'zの稲葉浩志が全楽曲提供&プロデュースの力作だ。あまりにB'z的なサウンドに、いい意味での開き直りが感じられて痛快な一枚。
5曲入りミニ・アルバム。自身が作詞した4曲は、現在22歳の女性の揺れる気持ちや18歳の頃を振り返って前に進もうと決意する気持ちを歌った。5曲目にユーミンの名曲「ノーサイド」をアップ・テンポの軽快なボサ・ノヴァ風にカヴァー。秋にふさわしい感傷的な仕上がり。
通算24枚目となるシングルは、忙しい毎日の中でも好きな人を大切にしたい、という女心をミントの香りになぞらえたアップ・チューン。ワクワクするリズムと爽快感あふれるトラックが、夏の恋を盛り上げてくれる。
2007年8月発表のシングルは、B'zの稲葉浩志が曲とプロデュースを手がけたナンバー。「鏡さえあれば安心」など現役女子高生ならではの視点で描かれた等身大の詞を、持ち前の力強いヴォーカルで歌い上げている。
急速にスピード・アップしてきたシングル・リリースの第7弾。2006年のデビュー・アルバムからさらに力強さを増した上木彩矢のヴォーカルと、スリリングなメロディが絡み、疾走する若さと熱気が交差するロック・チューンのストレートな魅力が横溢する出来だ。
発売元
株式会社ギザえっ、こんなカワイイ娘が!? と思わず本人の公式サイト探しちゃうくらいの美貌なんですが、デビュー・アルバムだけあって、実に若々しいというか、初々しい歌声を聴かせてくれてます。歌い上げ系のジャズよりも、小粋なボッサやポップス寄りの曲に持ち味が出てるかも。
発売元
株式会社ギザ英語、ポルトガル語を使い分け、ジャズのエッセンスを取り入れたジャパニーズ・ボッサの歌姫、小泉ニロのデビュー・アルバム。おなじみの曲を中心にアコースティック系のシンプルなブラジリアン・サウンドに彼女のゆったりとした歌声が心地よく響く。
通算25枚目のシングルは、アニメ『名探偵コナン』主題歌。疾走感漂うメロディと、恋の成就を願う歌詞が切ない「涙のイエスタデー」、暗黒の中にある一筋の光を歌うような「Go For It」、退廃的な雰囲気を持つ「一番素敵だった日」など、さまざまな世界観を歌いながらも、なかなか表情を掴みきれないヴォーカルの存在感は不変。
ガツガツくるルーズなロック・サウンドに絡む彼女の歌声の妙。決してキック力のある声ではない。起伏の少ないフラットな歌声にもかかわらずパワーと表情を見る不思議な感覚。楽曲に頼ることなく自らノリを作り出す、非常に印象深いヴォーカリストのサード・シングル。
京都で活動する女性ヴォーカルを含む5人組のメジャー・デビュー作。2曲目のアコースティック・バラード、3曲目のミディアム曲も上手いが、UAのような憂い気と柴咲コウのような強気を併せ持つ魅惑のハスキー・ヴォイスゆえ、1曲目のジャジィ風ポップスが最も板に付いている。
2002年のデビューから5年間の軌跡をまとめた初のベスト盤。ギザの総力を結集した、カラフル、キャッチー、スウィートなポップスの世界には定評があり、ヒット・チャートの常連であることが納得できる職人的な楽曲が並ぶ。手堅い、のひとこと。