発売元 : 株式会社ギザ
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株式会社ギザ英語、ポルトガル語を使い分け、ジャズのエッセンスを取り入れたジャパニーズ・ボッサの歌姫、小泉ニロのデビュー・アルバム。おなじみの曲を中心にアコースティック系のシンプルなブラジリアン・サウンドに彼女のゆったりとした歌声が心地よく響く。
通算25枚目のシングルは、アニメ『名探偵コナン』主題歌。疾走感漂うメロディと、恋の成就を願う歌詞が切ない「涙のイエスタデー」、暗黒の中にある一筋の光を歌うような「Go For It」、退廃的な雰囲気を持つ「一番素敵だった日」など、さまざまな世界観を歌いながらも、なかなか表情を掴みきれないヴォーカルの存在感は不変。
ガツガツくるルーズなロック・サウンドに絡む彼女の歌声の妙。決してキック力のある声ではない。起伏の少ないフラットな歌声にもかかわらずパワーと表情を見る不思議な感覚。楽曲に頼ることなく自らノリを作り出す、非常に印象深いヴォーカリストのサード・シングル。
京都で活動する女性ヴォーカルを含む5人組のメジャー・デビュー作。2曲目のアコースティック・バラード、3曲目のミディアム曲も上手いが、UAのような憂い気と柴咲コウのような強気を併せ持つ魅惑のハスキー・ヴォイスゆえ、1曲目のジャジィ風ポップスが最も板に付いている。
2002年のデビューから5年間の軌跡をまとめた初のベスト盤。ギザの総力を結集した、カラフル、キャッチー、スウィートなポップスの世界には定評があり、ヒット・チャートの常連であることが納得できる職人的な楽曲が並ぶ。手堅い、のひとこと。
アヴリル・ラヴィーンを彷佛とさせるルックス(実際、好きなアーティストだそうです)とストレートな発言で話題を集める上木彩矢の5枚目のシングル。2曲とも、ビーイング系の非常によくできたポップ歌謡。音楽でも、もうちょっと弾けてくれるとオジさん嬉しい。
シングル「静かなるメロディー」でデビューを果たした彼女による通算3作目のアルバム。春夏秋冬をテーマにした4つのシングルが収録されており、タイトルが示すように、アルバム全体が彼女の1年間を綴った日記のような仕上がりになっている。
三枝夕夏と愛内里菜のコラボレーションでの2枚目のシングル。人気漫画&アニメの映画『名探偵コナン〜紺碧の棺』の主題歌「七つの海を渡る風のように」はZARD、大黒摩季、倉木麻衣らに楽曲を提供した大野愛果によるもの。力強く美しい旋律と二人のハーモニーが溶け合う見事な一曲だ。
89年生まれの女性ロック・シンガーによるセカンド・シングルは、シンプルにしてグルーヴィなギター・リフを中心としたロック・チューン。強いダイナミズムを感じさせるヴォーカルからは、彼女の持っている高いポテンシャルがはっきりと伝わる。作詞・作曲は稲葉浩志。
3人組ガールズ・グループ、スパークリング☆ポイントの9thシングルは、2007年春に高校を卒業する梓が歌詞を書き下ろしたバラード・ナンバー。ピアノをメインに据えたサウンドで、春の切なくも華やいだ雰囲気を演出している。
長年B'zのサポート・メンバーを務めた実力派バンド、doaの9thシングル。アコースティック・ギター、ピアノ、ストリングスの調べと、普遍的でドラマティックなメロディが深く心に染みわたる。
11枚目のシングル。ファッション誌のモデルとしての人気も高いようだが、恋愛時の細かい女性心理を描く作詞も彼女の手によるもの。せつない歌謡曲テイストのポップスと、キャッチーなメロディを揃えたいかにも“ギザ”レーベルらしいクオリティの曲だ。
9枚目のシングルは、とてもジャジィでソウルフルなアーバン・ポップス・ナンバー。夜の帳が似合う、とてもムーディでお洒落な楽曲。でも、歌詞の内容があまりにも切なすぎるだけに、似合うのは一人グラスを傾けてという雰囲気。寂しいときに触れたい音楽だ。
音楽制作プロジェクト“db”がバックアップする女性シンガー・ソングライターのシングルは、アニメ『名探偵コナン』のオープニング・テーマ。歌の途中でラップ・パートに入る斬新な進行と、これまでのコナンの流れを汲む明るいサビに非凡な才能を感じる。
若干17歳の新人女性シンガーで、これがデビュー曲。ソリッドなガレージ的バンド・サウンドに乗せて、ピュアでまっすぐなヴォーカルを聴かせている。ビッチ的ロック・シンガーの印象が強く、狙うは2000年代の相川七瀬か和製クリッシー・ハインドか?
記念すべき25作目シングルは、寒い冬、ハートから温めてくれるようなミディアム・ポップス。歌唱の上手さだけではなく、楽曲世界をぐっと広げて聴かせる表現力や叙情性を発揮。格段の成長をみせた、シンガーとしてのターニング・ポイントになるであろう仕上がり。
アコギの響きと旋律が印象的なロッカ・バラード。メロディのシックな艶っぽさに、徐々に盛り上がっていくサビといった教科書的なラブ・ソングではあるのだが、詞の情緒的な美しさやヴォーカルの男らしい声質から人の心を打つような作品に仕上がっている。
シンガー・ソングライター小松未歩、初のベスト・アルバム。アニメ『名探偵コナン』のテーマ曲となったデビュー作「謎」から「恋になれ...」までのシングルに加え、新曲「happy ending」も収録。彼女のポピュラリティ・センスが存分に感じられる。