発売元 : 株式会社ギザ
シングル「静かなるメロディー」でデビューを果たした彼女による通算3作目のアルバム。春夏秋冬をテーマにした4つのシングルが収録されており、タイトルが示すように、アルバム全体が彼女の1年間を綴った日記のような仕上がりになっている。
三枝夕夏と愛内里菜のコラボレーションでの2枚目のシングル。人気漫画&アニメの映画『名探偵コナン〜紺碧の棺』の主題歌「七つの海を渡る風のように」はZARD、大黒摩季、倉木麻衣らに楽曲を提供した大野愛果によるもの。力強く美しい旋律と二人のハーモニーが溶け合う見事な一曲だ。
89年生まれの女性ロック・シンガーによるセカンド・シングルは、シンプルにしてグルーヴィなギター・リフを中心としたロック・チューン。強いダイナミズムを感じさせるヴォーカルからは、彼女の持っている高いポテンシャルがはっきりと伝わる。作詞・作曲は稲葉浩志。
3人組ガールズ・グループ、スパークリング☆ポイントの9thシングルは、2007年春に高校を卒業する梓が歌詞を書き下ろしたバラード・ナンバー。ピアノをメインに据えたサウンドで、春の切なくも華やいだ雰囲気を演出している。
11枚目のシングル。ファッション誌のモデルとしての人気も高いようだが、恋愛時の細かい女性心理を描く作詞も彼女の手によるもの。せつない歌謡曲テイストのポップスと、キャッチーなメロディを揃えたいかにも“ギザ”レーベルらしいクオリティの曲だ。
9枚目のシングルは、とてもジャジィでソウルフルなアーバン・ポップス・ナンバー。夜の帳が似合う、とてもムーディでお洒落な楽曲。でも、歌詞の内容があまりにも切なすぎるだけに、似合うのは一人グラスを傾けてという雰囲気。寂しいときに触れたい音楽だ。
音楽制作プロジェクト“db”がバックアップする女性シンガー・ソングライターのシングルは、アニメ『名探偵コナン』のオープニング・テーマ。歌の途中でラップ・パートに入る斬新な進行と、これまでのコナンの流れを汲む明るいサビに非凡な才能を感じる。
若干17歳の新人女性シンガーで、これがデビュー曲。ソリッドなガレージ的バンド・サウンドに乗せて、ピュアでまっすぐなヴォーカルを聴かせている。ビッチ的ロック・シンガーの印象が強く、狙うは2000年代の相川七瀬か和製クリッシー・ハインドか?
アコギの響きと旋律が印象的なロッカ・バラード。メロディのシックな艶っぽさに、徐々に盛り上がっていくサビといった教科書的なラブ・ソングではあるのだが、詞の情緒的な美しさやヴォーカルの男らしい声質から人の心を打つような作品に仕上がっている。
シンガー・ソングライター小松未歩、初のベスト・アルバム。アニメ『名探偵コナン』のテーマ曲となったデビュー作「謎」から「恋になれ...」までのシングルに加え、新曲「happy ending」も収録。彼女のポピュラリティ・センスが存分に感じられる。
8枚目のシングルは、ピアノとの独唱で始まる泣きのラブ・バラード。恋愛の歌ゆえどこか影のある響きを持つ彼女の声が印象的であり、グッと感情移入してしまうような妖しい魅力がある。サビを迎え盛り上がると伸びやかながら不安定な声質になり、それがまた心をくすぐる。
ハードな魅力たっぷりシンガー、上木彩矢の4枚目のシングル。クランチの利いたエレキ・ギターがフィーチャーされたハードなサウンドながらも、ブレイクを活かしたアレンジやポップなメロディ・ラインによって、彼女の親近感あふれる声がより身近に感じられる。
愛内里菜や三枝夕夏とのコラボ・シングルで話題を呼んだ、スパークリング☆ポイントの8thシングル。女の子のピュアな想いを描いた、冬にぴったりのラブ・ソングに仕上がっている。キュートな3人のキャラクターも魅力だ。
ファッション誌からも注目を集める岸本早未の、2006年10月発表のシングル。“君がいてくれることが未来へ進む勇気に変わる”という想いを歌った、レゲエのリズムが小気味良いミディアム・ダンス・チューンに仕上がっている。
女性二人、男性二人のクリエイター集団の5枚目のアルバムは、愛の葛藤や失意の旅立ち、幼児期の思い出など誰もが感じたことのある想いと情景が蘇る14曲を収録。サウンドは、シンプルなロック中心で、せつないヴォーカルと繊細な歌詞が心に沁みてくる。
約2年ぶりとなる三枝夕夏 IN dbのサード・アルバム。「ジューンブライド〜あなたしか見えない〜」「100もの扉」などの7曲のシングル・ナンバーと、彼女自身が作詞作曲をしたナンバーを中心とする7曲といった構成で、まるでベスト・アルバムのような聴き応え。