発売元 : 株式会社ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
イギリスの名ピアニスト、ジョン・オグドン(1937〜89)が72年に来日した際に東京でセッション録音したリスト作品集。彼の華麗なヴィルトゥオジティ(名人芸)に圧倒されるとともに、きらめくような音色(特に高音域が印象的)に魅了される。
全米ヒット・シングル「Used To Love U」を含むデビュー作。マーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダーを彷彿とさせる素晴らしい歌声にカニエ・ウエストのヒップホップ・フレイヴァーが融合した最高のR&Bを聴かせる。
復活アルバム第1弾。2002年ラスベガスで行なわれた一夜限りの特別なステージの模様が収録されているということもあってか、何枚かあるライヴのうちでもどこか特別な熱気があるように感じられる。演奏だけでなく、カヴァーも含め、選曲も興味深い。
ヒット・コンピレーションの続編は、究極の癒しを狙った「無伴奏」オン・パレード。時々チェンバロ曲が現れてムードを引き締めてくれはするが、基本的にはのったり自由テンポのα波出まくりな世界。ほぼ確実な入眠を誘うこの内容、偉いのはバッハか企画者か。
新MC、タイニーを迎えてのアルバム。アイスランド、レイキャビク出身ということでも話題を集めた、世界的デビュー作『ジンクス』(2002年)の世界観をタイトに進化させ、何でもありなロック体質のミクスチャー・ヒップホップを展開。飄々と自由奔放な佇まいがまた魅力的だ。
デュ・プレがソニーに残した珠玉の逸品。ちょうど病が発症しはじめたころの71年の録音で、真の病名をまだ知らずにいた彼女の豪快でスケールの大きな演奏が堪能できる。指揮は夫君のバレンボイム。
現代テナーを牽引するブランフォードのデビュー作(84年)から『レクイエム』(99年)までのコンピ。モンク作「エヴィデンス」(未発表トラック)1曲を含む。日本盤ボーナス・トラック「スティープス・イーク」も収録。ケニー・カークランド逝去までの一時代の記録。
エアロによるブルース、R&Bのカヴァー・アルバム。といっても、こいつらにかかると、そんじゃそこらのカヴァーでは収まらない。選曲の良さはもちろん、マテリアルを完全に自分たちのナンバーとして消化しているところが凄い。さすがNo.1バンド!
80年代のUKニューウェイヴを代表する名盤。元ポップ・グループのサイモン・アンダーウッドが結成したグループ、ピッグ・バッグが82年にリリースした衝撃のデビュー・アルバム。
シュールなジャケットが最高(グラミー賞最優秀アルバム・カバー部門賞受賞)! オリジナルLPで割愛されていた演奏部分もそのまま収録されていて、ファンには嬉しい内容。モンク独特のリズム感覚、空間意識から生まれる音楽は非現実の世界が口を開けているかのよう。★