発売元 : 株式会社ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
3社共同ディスコ・コンピのソニー編。“サーファー・ディスコ”とくくるにはやや強引な気もするが、爽やかでカラフルな選曲は夏のパーティを思わせる。ミラーボール直球な「おしゃれフリーク」「パーティ・ナウ」「ガット・トゥ・ビー・リアル」に加え、ヒップホップ調の「ザ・ビーチ」「ロック・イット」など進取的な曲も。アラフィフ以外の世代も聴きたい一枚。
70年代初期に活躍したイギリスのグラム・ロック・バンド、モット・ザ・フープルのデビュー40周年を記念したベスト盤。デヴィッド・ボウイがプロデュースしたシングル「すべての若き野郎ども」ほか名曲の数々を収録。
失踪したリッチー・ジェイムスが残した詩を引用した歌詞が話題になっている9枚目のアルバム。一方でスティーヴ・アルビニが録音を担当。結果、名作と言われる94年の『ホーリー・バイブル』の延長線上の作品とされるが、深みにおいてはこちらの方が上かも。
80歳を越えた現役演奏家の、真正のスタジオ録音である。的確なボウイングと年輪を実感させる音楽の深みが驚異的バランスを保っている。演奏はワン・テイクというからまた驚く。少々酷かとも思われるが、伴奏者たちには荷が重すぎた感があるのは否めない。
「平均律」は、レオンハルトの代表的な録音のひとつ。知的で深い洞察力に富んだ演奏は、作品の本質を活き活きと現代に蘇らせている。オランダのエディソン賞を受賞し、いまだに高い評価を得ている名盤だ。
昨年9月に惜しまれつつ世を去った大スターテノール歌手、ルチアーノパバロッティが1985年にエミリア=ロマーニャ州モデナで行ったコンサートのライヴ・アルバムです。パヴァロッティの超人的な歌唱は勿論、観衆も大変な歓声をパヴァロッティに贈っており臨場感あふれる内容になっています。パヴァロッティの歌唱を支えるエミーリア・ロマーナャ・A.トスカニーニ交響楽団も、バックリーの指揮の下、ソリストに寄り添うように演奏しています。※日本初発売の貴重盤です。
矢のごとくシーンを駆け抜けていった伝説のバンド、ザ・ストーン・ローゼズ。彼らの名曲の数々を、名うてのリミキサーたちが尊敬の意をこめてリミックスした豪華なアルバムだ。
93年に行なわれたヨーロッパ・ツアーの模様を収録したライヴ・アルバム。「ハイウェイ・スター」など、迫力あるロック・ナンバーを収録。このツアー終了後に、ギタリストのリッチー・ブラックモアが脱退した。
制作・出演
J.S.バッハ / アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ / オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 / セント・ポール室内管弦楽団 / デイヴィッド・ジンマン / ネヴィル・マリナー / ヒュー・ウルフ / ヒラリー・ハーン / マレク・ヤノフスキ新録音を発表するたびに話題をさらうヒラリー・ハーンの、2008年の来日を記念したベスト盤。17歳で鮮烈なデビューを飾ったバッハをはじめ、ソニー時代の成長の過程を追った一枚となっている。
シドニー出身の女性シンガーのアルバム(3枚目)。ガンとの闘病中に制作された前作に比べずっと明るくなってまずはひと安心。しかもスタッフも一新している。まるでデビュー作のようなフレッシュで力強いヴォーカルがまぶしい。
ヴァントの2種類あるブラームスの交響曲全集のうち、晩年のライヴ録音のもの。ドイツの伝統的なブラームス観が色濃く現れている演奏で、堅固な構築、雄大な推進力と、今や聴くことのできなくなった演奏が楽しめる。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤までを厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”シリーズの1枚。知的でクール、なのに熱く心をゆさぶる名手の至芸だ。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。作曲家同様、大きな手で一世を風靡したワイセンベルク。
ジェニファーの長年の夢だった、全曲スペイン語によるフル・アルバム。プロデュースは夫のマーク・アンソニーが担当。歌われるのはタイトルどおり、男女の愛。情熱的な愛の歌に、スペイン語はぴったり。全面、ジェニファーの魅力満載、新生面も見せてくれる。
飛行機の墜落事故により、2001年8月に若い生涯を閉じたアリーヤ。R&B/ヒップホップ界を代表する歌姫が94年、15歳で発表したデビュー・アルバム。ヒット曲「バック&フォース」などを収録。R.ケリーの全面プロデュース作だ。
着々とキャリアを重ねてきている、73年生まれ歌手の3年ぶりのアルバムは、ゴスペル・アルバムだ。とはいえ、作曲能力にも長けた彼女だけに3分の2は自作曲を歌う。ライヴ録音された曲が中心に収められ、原点に帰って”生”の姿を聴き手に伝えたいという気持ちが伝わってくる。
デビュー・アルバム『フォールン』が世界で1500万枚ものセールスを記録した、ロック・ディーヴァ、エイミー・リー率いるモンスター・ロック・バンド、エヴァネッセンスの2ndアルバム。本作も手ごたえ抜群の仕上がりになっている。