発売元 : 株式会社ソニー・ミュージックマーケティング
フジテレビ系で92年10月から95年1月にかけて放送された大人気アニメ『幽☆遊☆白書』のオープニング曲とエンディング曲を、馬渡松子と高橋ひろがセルフ・カヴァーした話題盤。
千葉で結成された4人組のマキシ2枚目。軽やかなネオアコ調サウンドにのせて心温まるメロディを歌い上げる優しい音の路線は不変だが、今回は力強いビートで決然とした表情も見せる。煮え切らぬようでいてサビはかなりドラマティック。さらりとした抒情が活かされている。
ドリカムのバック・コーラスで有名な彼女、意外にもこれが初アルバム。朝本浩文らが参加したアダルト・ポップスで、特に金子隆博が編曲した(4)で見せるノリの良さはベテラン級(さすがFUN・P1号!)。EPOのメロウさと大橋純子のソウルを同時に楽しみたい人に。★
これがデビュー・シングルの4人組。「セカンドステージ」はアップめのビート感のある作品。「やがて」はスロー・ナンバー。どちらもつまるところはポジティヴなのだけど、どこか弱気なところもあっりして、しかしそこが人間味があって悪くない。
思うがままに実行すること……という意味をタイトルに込めただけあって、シングルで披露されてきた独特の美意識はこのファースト・アルバムでもそのまま保存されている。打ち込みを有機的に使用しながらメロディのリリカルな美を丁寧に描く手捌きに妥協はない。
2003年11月発売の衝撃のデビュー・アルバム『THE HOMESICKS』をCDのみの仕様で再発。珠玉の楽曲揃いの本作は、ザ・ホームシックス印の“泣きロック”の金字塔だ。
サード・アルバムの先行シングル。スピナビルのあたたかな歌声が魅力のバンドだが、今回はファイティング・スピリットを前面に出している。ライオンをテーマにしたメッセージを真摯に歌い、演奏の方も濃厚でパワフルだ。カップリングもアグレッシヴなリズムが強烈。
The telephone king〜The telephone trioで活動していた、ベネズエラ生まれのシンガー/ギタリストのデビュー・アルバム。YUKIへの曲提供でも知られる。ダンス・フロア対応のフォーキーなサウンドが、自分自身のカラダから自然にあふれるのが魅力。
DEEP、その後はソロで活動していた鈴木晃二がバンドを結成。その初音源がこのマキシ。鈴木がギターも兼任するトリオ編成で、彼の好きなロカビリー要素が随所に表われている。ただし哀しみや憂いを帯びていて、ノリだけではないロックンロールでもある。