発売元 : 株式会社ソニー・ミュージックレコーズ
ラヴェル:ボレロ/亡き王女のためのパヴァーヌ ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 他ラヴェル:ボレロ/亡き王女のためのパヴァーヌ ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 他
バーンスタインがフランス国立oを指揮した近代フランス作品。(2)の色彩感と躍動感は期待したほど派手ではないが管楽器の音色が際立ち、十分魅力的。同じフランスものながら後半のオーマンディが持つオーソドックスなカラーとの対照性が面白い。
バッハ:オルガン名曲集〜トッカータとフーガ 二短調 他バッハ:オルガン名曲集〜トッカータとフーガ 二短調 他
オルガン音楽と一口に言ってもその演奏はさまざま。純粋な器楽曲として響くもの、宗教的体臭が濃厚なもの。ビッグスのコンセプトはもちろん前者。聴く者を「神」の前に引っ張り出したりせず、ひたすら音楽美のみを提示する。音色の多彩な変化も効果的だ。
吹奏楽ベストテン Vol.9 アルフレッド・リード作品集 アルメニアンダンス吹奏楽ベストテン Vol.9 アルフレッド・リード作品集 アルメニアンダンス
(1)(2)をはじめとする吹奏楽のヒットメイカーA.リードの作品集。彼の作品には吹奏楽特有の響きをあまり感じさせないオールマイティな魅力がある。(7)はオルガン、コーラスを配したメロディのポプリ。武蔵野音楽大学WEはマイルドな好演を聴かせる。
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱」ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱」
生誕やら没やら、話題の多いクラシック界だが、この盤も、ハンガリー出身の名指揮者、セルの「没後20年」企画の1枚。溌刺としたテンポで小気味よく音楽をうたわせている。「第9」は、第4楽章ではじめて左右の広がりと奥行きを感じる…なんだか不思議。
グレイテスト・ヒッツグレイテスト・ヒッツ
自筆の曲解説が面白い。(5)はラモーンズのために書いたのに「プロデューサーに“自分用にとっとけ”と言われた」とか…。米国版「成り上がり」だもんね、考えてみれば。そう思うと安いシンセが鳴り響く(7)(10)にも納得が…。(15)以降4曲が新曲という余録あり。