発売元 : 株式会社ドリーミュージック
人気作曲家/シンガーの川江が、数多くの提供曲の中から選んだ初セルフ・カヴァー作。すべてピアノと歌だけのシンプルな演奏だが、一青窈が歌った「つないで手」や中島美嘉の「桜色舞うころ」などのバラードだけではなく、今井美樹に提供した「滴」などのアップ・テンポの曲もあって飽きさせない。
“元祖湘南サウンド!”と銘打たれた豪華コンピ。各々の代表曲はもちろん、加山によるプレスリーのカヴァー(ディスク1の7曲目/1957年頃の宅録!!)から両者共演の新録音源(ディスク2の1、5曲目)まで、50年にわたる“伝説”が一気に楽しめる。オープニングのナレーションはさだまさし。
ポップスとオペラを融合した“ポップ・オペラ”を聴かせるヴォーカリスト。「ビンチェロ」はプッチーニの曲で、大胆なハウス・ビートのアレンジ。前半はポップス風ヴォーカル、サビになると雄大なオペラ・ヴォイスを聴かせるという展開の実験的な曲。新鮮な驚きがある。
ずっと大好きだったというラフマニノフのチェロ・ソナタだが、深い思い入れが軽やかで表情豊かな表現となって、のびのびと弾かれていく。ハスキーな音色のコントラバスで弾かれるほうが、この作品にはふさわしいとも思えてくる。他の2曲も同様に美しい。ピアノも上々。
J-POPのメインストリートで勝負するメロディ・ラップの第一人者であり、ピュアな恋と青春を歌い続けるファンモンが「最高の自信作」と言い切る力作。8枚目のシングルは、キャッチーなサビ、胸キュンの歌詞、生ストリングスの迫力など、これがファンモンの世界の中心だ。⇒ファンキーモンキーベイビーズのディスコグラフィをチェック!
声楽家の父と、歌の先生をしていた母との間に生まれた藤澤ノリマサのメジャー・デビュー・シングル。オペラの中でも認知度の高い「韃靼人の踊り」をサビで引用するなど聴きどころが多い。独自のポップ・オペラが展開されている。
映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』主題歌となった7枚目のシングル。恒例のタレント起用のジャケット写真には俳優の石田卓也。甘酸っぱさと前向きな詞による青春ソング「旅立ち」、テクノ・ポップ調アレンジのダンス・ポップ「虹の架け橋」と、彼らの清々しさが堪能できる。⇒ファンキーモンキーベイビーズのディスコグラフィをチェック!
仙台のロック・バンド、カラーボトルのメジャー初アルバム。日本語の歌やメロディを活かした親しみあふれるポップスで楽しませる。明石昌夫や根岸孝旨など曲によって数人のプロデューサーを起用し、振り幅の広い曲調でアルバムの聴きごたえも十分。
歌の背景に季節を感じさせる、世代を超えたJ-POPの名曲カヴァー・アルバム。森山ワールドへと引き込んで歌を再構築し、歌っていく。彼女の凛とした歌声が歌詞の世界に新たなリアリティをもたらし、そこで醸しだされた情感に切なくなり胸が痛くなる。
これが初のベスト・アルバム。いうまでもなく、これまで彼女が放ってきたヒット・ナンバーが収録されている。爽やかで繊細なバラードが印象的な彼女だが、そのバワーを爆発させるような力強い曲もあり、あらためてそのヴォーカルの幅広さを実感する。
2004年に仙台から出てきて、2007年にメジャー・デビューした4人組のセカンド・シングル。子供の頃からの夢がかなうまでの思いを切々と歌う。子供の写真をコラージュしたジャケットを観ながら聴いていると、切なくも優しい気持ちになってくる。がんばろう。
キュートな歌声が魅力のアリーザ・コルデヴィンとジェイムス・ブライアン(g)によるトロント出身デュオのデビュー作。プリンスの名曲「愛の哀しみ」やスタンダード名曲「マシュケナダ」などを交えながら、ボサ・ノヴァ、ソウル、ジャズなどをミックスしたお洒落なアコースティック・ポップ。
インディ・デビューから5年、彼らの奮闘の歴史ともいうべき楽曲が詰まったベスト盤。新曲2曲にアルバム未収録曲3曲を含む全14曲、規制の枠に捉われないルーズでハッピーでハイ・センスなポップ・ソングの連続は、このバンドの質の高さを如実に表わしている。