発売元 : 株式会社バッドニュース音楽出版
北京のガールズ・バンドのセカンド。パンク・ロックだがキル・ロック・スターズ周辺のバンドも思わせ、スリーター・キニーの影響も大だ。ポップ感といい生々しさといい、迫真の出来映え。(5)はジャニス・ジョプリンのカヴァーで、(10)のPVも観られる。★
SAMIAMそしてTEXAS IS THE REASONの元メンバーを含む、パンク/エモ・シーンの期待のニュー・バンドが登場。ダイナミックかつキャッチーなメロディは必聴。
ネブラスカ州出身のバンドの新作(通算4枚目)。難しそうなタイトルや凝ったブックレットなどからもわかるように、ちょっと変わり者ぽいところがある点が好き嫌いの分かれ目か。どちらにしても情熱的で個性的なヴォーカルには圧倒されるだろう。
ブライト・アイズ名義での活動で知られるコナー・オバーストによるサイド・プロジェクト・バンドのデビュー作。老成とさえ呼びたくなるフォーキー・ポップ・サウンドなブライト・アイズに対し、こちらは直情エモ・ポップ。曲のメリハリの付け方が、さすがの好盤。
個性的なシンガー・ソングライター、コナー・オバーストによるユニットの5曲入りEP。コナーの歌声のなんと生々しいことか。特に激しいわけではない。しかし、自分の心情をこれだけ切実に訴えかけられるシンガーは決して多くない。聴いている側の胸が詰まる。
シカゴで結成された4人組のデビュー作。80年代のジャンクなオルタナ・バンドを思わせる荒々しさとぶっ壊れたロウ・ファイ感が特徴だが、挑発的なムードが倍増するスロウな曲の方が印象的。ビデオ・クリップが見られるエンハンスドCD仕様。
国産ヒップホップ・レーベル、えん突つレコーディングスのサンプラーCD。レーベルの代表曲を2人のDJによるノンストップ・ミックスで聴くことができる。
60年代〜70年代の英ビート・バンドにも通じるB級感覚が持ち味の、ボストン出身のR&Rバンド、ダム・パーソナルズの日本デビュー作。ポップさもある王道ロック・メロディを疾走感あふれるザラついたガレージ系サウンドに乗せた演奏はスリリングだ。
ニュージャージー出身の新世代ハードコア4人組。ワシントン、とくにフガジを思わせるフリーキーさを基調に、ポスト・コアやメロディアスな要素も。本作でも十分に刺激的なのだが、今後どれぐらいの高みにまで進化できるのかを想像すると、それだけで胸がワクワクする。
2000年にリリースされたDJ YASのマキシ・シングル。RINO LATINAIIなど、彼と交流を深めてきたラッパーたちが多数参加した日米合作。
ケムリ・プロダクションなどで活躍するDJの、約2年ぶりとなるミニ・アルバム。(2)は、DELIの瞬発力あふれるライム・フロウと、HI-Dがサビで聴かせる妖艶な歌メロの対比がいい。とても音楽的。インスト曲もワールドワイドなレベルの成熟を見せている。
2000年にリリースされたG.K.MARYANの1stアルバム。男らしさあふれる等身大のリリックが素晴らしい。プロデューサー、フィーチャリング・ラッパーも豪華のひと言。
2001年にリリースされたG.K.MARYANのマキシ・シングル。最新2ndアルバム『Keep on Movin' Vol.2』収録曲のオリジナル・ヴァージョンが入っているので、合わせて必聴。