発売元 : 株式会社バップ
日本の若きヘヴィネス・バンド、EDGE OF SPIRITとIMMORTALITYによるスプリット・アルバム。メタリックかつメロディアスな前者、デス・メタルからの洗礼を浴びた後者と、どちらも強力な音を轟かせる。圧倒される一枚。
発売元
株式会社バップジャズ・ピアニスト、上野耕路率いる総勢14名の大所帯バンドによる流麗な演奏に聴き惚れる。ゲルニカ時代のセルフ・カヴァー「Pieces of Dreams」を含む全13曲を収録。メンバーの確かな演奏力と豊かな創造性をゆったりとした時間の流れで噛みしめたい。
通算6枚目のアルバム発表前にリリースされた5曲入りミニ・アルバム。アルバムとダブっているのは1曲のみ。クラシカルな様式美を味わえるナンバーからメタリックに攻めるナンバー、キャッチーな曲など内容も充実。高速ギター・フレーズも随所で炸裂。
インディーズ雑誌の表紙クラスにのしあがってきたハードコア&パンク界の人気者。キャラも曲タイトルも笑わせモードなのだが、あまりにキャッチーなメロディと疾走感あるサウンドにほだされてつい応援したくなる親近感ありあり。DVD付きでお得。
「しあわせ夢椿」は、山一證券のOLから歌手に転向した小峰あずさが2002年に発売した作品。ジャケットを一新し、カップリング曲を「あずさ川」から「いのちの花」に変更しての再発売。
『ルパン三世』の音楽で知られる大野雄二のシリーズ第7弾。いわゆるスタンダードから、ルパン楽曲を含む自作まで、従来の価値観に捉われない選曲の幅広さも魅力。普段はジャズを聴かないという人も、気軽にジャジィな気分が味わえる。楽しい一枚だ。
30周年記念ならではのコンセプトのオリジナル曲が見事。70〜80年代のソウル系のサウンドをバックに、それらのサウンドが青春の日々に流れていた大人のいまの姿、都市で暮らす大人のさまざまな愛のかたちを歌う。★
メンバー自ら選曲・編集したベスト・アルバム。1983年から3年間のヒット曲で、彼らを夏バンドのイメージに定着させた「SUMMER SUSPICION」をはじめ、弾むビートとドラマティックなメロディ展開のナンバーがズラリ。杉山の若々しいヴォーカルも懐かしい。
2002年発表の4作目『mono』に収録されていた3曲を新たに録り直して、新曲(4)を加えたマキシ。トレードマークのアコギが描き出す懐かしい情景に、(2)のヴァイオリンや(4)のホーンが深みのある色を添えている。プレクトラムの藤田顕がエレキ・ギターでサポート参加。
アニメタルやアンセムでも活躍するシンガー、さかもとえいぞうの通算3作目となるソロ。大げさなぐらいデフォルメしたメタル、そしてフォーク、さらには新御三家から郷ひろみの曲など、幅広いルーツを垣間見せる。それでも一貫したストロングぶり。
22歳の大阪出身ギタリストが率いるメタル・プロジェクトの正式デビュー作。やたら運動量の多いネオ・クラ様式ギターとアッパーな突撃リフで攻め立て、ひたすら大仰な音像が快楽を呼ぶ。ジャケのイラストはかの天野喜孝。幻想三昧、陶酔上等。怒濤のがぶり寄りをみせる顔見せ盤。
SOYSOULってことは醤油味のソウル。すなわち日本人の心と体と感覚をめいっぱい使ったソウル・ミュージックの提案。元エスカレーターズのZOOCOの呼びかけで、そのスジではそうそうたるメンバーが集結した、これがファースト。センスも演奏も実に手堅くファンキー。
そりゃ前作のオーケンとの共演はインパクトが強かったが、本作はもっと、暗くて明るい。ここへきて、意味がありそうでなさそうだった歌詞には吹っキレたような強さが感じられる。ヒップホップに諧謔的な眼差しを向けた(5)なんて爆笑の傑作曲。打ち込み万歳! 宅録万歳!
ゴメス4作目のアルバムは、プレイ・ボタンを押した瞬間から聴き手を幸福な旅へと誘う大傑作。寄せては返す波のように心地よいメロディと、魂を昂揚させる知的なことばはまさに音楽という名の奇跡。(2)は、映画『八月のかりゆし』のイメージ・ソング。★