発売元 : 株式会社バップ
前作から1年ぶりとなるPENPALSのニュー・アルバム。ライヴ活動で培われた見事なまでに息のあったサウンドを凝縮した1枚だ。一つのジャンルに囚われない彼らの世界を聴かせてくれる。
5月に「JAZZ the 2nd」が発売されたばかりのルパン・シリーズがまたまた登場。本作はTVスペシャルで使用された曲を中心とし、フル・バンドに近い編成のジャジィな仕上がりだ。
ジャパニーズ・ハード・ロック界でなくてはならない存在、Concerto Moonの島紀史とSABER TIGERの下山武徳が組んだプロジェクト。そのテクニックは世界に通用する。
声優・久川綾がこれまでに歌ってきたキャラクター・ソングなどを集大成したアルバム。声優の場合、どうしてもさまざまなメーカーから歌をリリースすることが多いので、このような企画はファンにとっては嬉しいものだろう。もちろん、聴き応えの方も十分である。
心優しき巨人、ジャイアント馬場のプロレス人生が刻み込まれたメモリアル・アルバム。貴重な当時の実況中継の模様や、本人の談話(『16文』からの再録)、「王者の魂」のさまざまなヴァージョンで実にドラマティックに愛情込めて構成されてます。R.I.P.。
“隠れた名曲選”と銘打たれているが、やっぱりこれは落とせませんということで「奥飛騨慕情」も収録。演歌の特徴に一つに“地域密着”があるが、この人の場合は特にその色合いが濃い。ディスカバー・ジャパンを今に伝える貴重な存在の歌い手といえる。
レインボーやイングヴェイ・マルムスティーンあたりをルーツとする所謂“様式美”ハード・ロックをプレイしている5人組のライヴ・アルバム。相変わらずヴォーカルは弱いものの、バックの演奏の安定感はさすがだ。ボーナスCDには、アニメの主題歌ほかも収録。
かなりパンクでトンがったバンドだが、一方でかなりポップなエッセンスも持つ。シンプルでラフで、こなれた感じがないのがいい。楽曲も、いい意味で単純だし。ひとつ賛否両論出そうなのは、歌詞が英語だということ。訳詞カードもついていて、ノリは洋楽。★
明石家さんまとの共演で話題を呼んだ(12)を含む新作。お馴染みの坂崎幸之助をプロデューサーに迎え、篠原ともえや森高千里などの豪華ゲストと繰り広げる適度に気の抜けたトッコロさんワールド。音楽家としても非凡な才能の持ち主であることを再確認。
二十数年前、美乃家セントラル・ステイションとのライヴではマーヴィン・ゲイを演っていたし、元祖R&B系実力派シンガーと呼んでいいだろう。本作も都市生活の孤独が滲むファンクの(1)、デビュー時を彷彿とさせる軽やかさが気持ちいい(3)など、快唱揃い。
薄墨桜が醸し出す抒情と失恋の情感を合わせ、しっとりと歌い上げた「薄墨桜」、こぶしを利かせて小粋に歌う「百花繚乱彩り川へ」など、タイプの違った新曲を用意。さらにオリジナル・カラオケ、男性・女性用カラオケを収録で、さあ、これから特訓だ!
今では少ない野外球場の土グランドとカクテル光線を思い起こさせる実にノスタルジーなサウンド。残念なことに約半分が巨人モノになってしまったが当時のON人気を考えれば当然か。まさしく40、30代のフィールド・オブ・ドリームスがここにあるのだ。