発売元 : 株式会社バップ
演歌の若手・尾形大作のオリジナル曲によるアルバムで、ヒット曲「新宿旅■」や「俺の道」などを収録。尾形大作の若さに比べ、その演歌サウンドはとにかく超オーソドックスのもの。結構張れる声を持っている彼がソフトに歌っているのが魅力です。
康珍化の(2)、売野雅勇の(7)など、耳当たりの良いサウンドとカタカナ英語交じりの言葉で綴る“四季の歌日記”という感じの楽曲が並ぶベスト盤。流行を反映したバッキングは、ドラムのサウンドなど今聴くと彼の歌を邪魔してる気がしてしまうのが残念。
曲のアタマのSEやミニドラマ(?)など、心憎い演出が光る声優さんのアルバム。J-RAP、ブラコン、ロケンロールとスタイルは多種多様。バックの音がこなれてるので、サマになっています。(10)で内容のことを含め、あれこれ語ってくれる律儀者。
プロデュースは井上鑑、宮沢和史(BOOM)やディック・リーの作品、沖縄民謡などで構成したアルバム。レコーディングは沖縄〜東京〜ロンドンを結んだ。沖縄サウンドに乗った美しく物悲しいより子さんの歌声の存在感がやはり強く「島唄」は特に圧巻。
初のベスト・アルバム。曲は外部への発注だが、詞はすべてGAO自身。セレクション・アルバムだからということもあるのかもしれないが、いい楽曲が丁寧にパフォーマンスされていることを再認識する。最近の作品からスタートする構成が、意外。
世界的な大オーケストラをバックに録音されたアルバム。演歌ではなく各国のポップスを堂々たる歌唱力で歌い切っている。「アドーロ」の韓国語歌詞やホイットニー顔負けの「ボディガードのテーマ」など珍しい歌もあり楽しめる。なかでも「荒城の月」の意表をつく美しさは素晴らしい。
大橋さんのライフワークとしてスタートしたというロック・カヴァー集。ツェッペリン、パープルの曲における本気度には圧倒される。願わくば、こうした大橋さんもプレーヤーも「ホンキださなしゃあない」振り切れた曲ですべて構成してもらえれば。と思う。
迫力のライヴが総立ち人気の森川の、これがなんとデビュー・アルバム。ライヴではどうしてもラフな面が目立つが、レコーディングはさすがにビシッと決めている。それでいて彼の大きな魅力である“熱さ”が失われていないのがいい。シーンで貴重な存在だ。
71年に始まったNTVのオーディション番組「スター誕生!」が輩出した歌手たちのデビュー曲を集めたもの。人買い番組と批判されながらも、伊藤咲子、片平なぎさ、清水由貴子らの歌声がここで聴けるように、数多くの人材を芸能界に供給したことを証明。
数々のスターを生んだオーディション番組「スター誕生」に合格、芸能界に船出した人たちのデビュー曲を集めた企画盤。現在はほとんど引退している人が多いが、バラドル・松本明子には注目。いかにもアイドル用といったサウンドに共通性が発見でき楽しい。
慶一&幸宏の81年作品をベースに、サムシング・ワンダフルやアフェックス・ツインなどがリミックスしたもの。本来、アンビエント・テクノ的な色彩を持ってた作品なので、それほど違和感なく聴けるが、もうちょっとオリジナルの良さを活かしといてよね。