発売元 : 株式会社フォーライフミュージックエンタテイメント
男性ラッパーと女性ヴォーカリストによるユニットのファースト・フル・アルバム。ヒップホップとジャンル分けされながらも非常にポップ・フィールド寄りという意味で、m-floに近いものがある。TOKOの涼やかなヴォーカルはとても魅力的。
2ndシングルは、男女間の淡い恋愛を歌ったラブ・ソング。サウンド・プロデュースにDr.StrangeLoveの根岸孝旨を迎え、ドラマティックな展開とキャッチーなメロディが印象的なキラー・チューンだ。
1年ぶりのセカンド・アルバム。話題の映画『私の頭の中の消しゴム』のイメージ・ソング「遠い日」、同じく話題の映画『ユビサキから世界を』の同名の主題歌を収録。全体的に華やかな派手さがあるわけではないが、底辺には熱いものが感じられる。
何を歌ってもさまになる歌い手が、新曲のみで構成されたアルバムを4年ぶりに発表。気心の知れた布陣のせいもあって、安定感のある世界を展開。(2)の「♪ジュリアロバーツエステバン」といった歌詞など、親父ギャグすれすれの茶目っ気も相変わらず。★
FEROS、U-KIの男性2MCによるヒップホップ・ユニットの移籍第1弾シングル。ガンガンに腰を刺激するビートなのに、メロディックな旋律と二人のフロウが絡むことにより、親しみあふれる極上軽快ノリ・チューンへと昇華。無条件に、身体も心もメロウに揺らしていく。
3年ぶりとなる4枚目のアルバム。前作以来、ライヴ活動を中心に据え、じっくりと楽曲制作をしてきたとあって、非常に練りこまれた作品が多い。全体を覆うトーンはスロー・テンポの曲が多く淡い色なのだが、一曲一曲が詩的な意味で深く濃く、独特の風情を醸し出している。
ミクスチャー・バンドが群雄割拠した時代を生き抜き、ストリート・ミュージックとしてたくましく定着した実力派。激烈なラップから、ポップな明るさに包まれたロック、レゲエ、ダンス、ヒップホップなど、才気走った曲が目白押しのベスト盤。DVD付きでこの価格もうれしい。
4年ぶりに届けられた5枚目のアルバムだが、軽やかであたたかい歌と、アコースティック主体の純粋ポップなスタイルは不変。吉田拓郎や浜田省吾作品など、骨太な楽曲を重くならずに歌える才能が、16曲というボリュームを長く感じさせない。時代を超える音楽だ。
内村光良監督の映画『ピーナッツ』の主題歌「君の中の少年」を歌う男性シンガー・ソングライターのアルバム。おそらくは通算で7作目となるアルバムになるデビューから10年の活動歴を持つアーティストであり、そのキャリアが楽曲の重みとなっている。
3ピース・ガールズ・バンドのサード・シングルは、キャッチーなメロディで、すぐに口ずさめるハッピー・チューン。女の子らしいユニークな視点で書かれた歌詞は、作詞作曲したメンバーのぴーちゃん(大倉沙斗子)いわく80%実話。コーラスも甘酸っぱいです。
1976年5月に拓郎が小室等、井上陽水、泉谷しげるの4人で設立したフォーライフでの1stアルバム。既製のレコード会社で悶々としていた拓郎は、たまりにたまった今までのうっ積を一気にはき出すように、エネルギッシュに突っ走っている。
1977年11月発表。アーティスト、プロデューサーとして活躍していた時期の作品。のちにシングル・カットされた「あの娘に遭えたら」や、「カンパリソーダとフライド・ポテト」を含む全10曲を収録。