発売元 : 株式会社フォーライフミュージックエンタテイメント
中高年層を集めて異例のロングランヒットした作品だけに、発売予定のなかったサントラがついに発売された。巨匠・冨田勲が担当した音楽は、メロディがググっと心の中に入り込んでくる感じだ。わずか17分足らずの音楽だが、不思議と堪能した気分にさせる。
新しい「乾杯」との呼び声も高いヒット曲(10)をフィーチャーしたフル・アルバム。いつもながらの気迫に加え、ヒップホップ風の(2)、なぜかレゲエの(3)など、楽曲のバラエティも豊か。また、(10)や(5)など初期の瑞々しいメロディを思い出させる曲が多いのも魅力。
アルバム『Keep On Fighting』からの先行シングル。ア・カペラ・グループのINSPiがコーラスに参加したバラードで、スケール感あふれる仕上がり。曲全体に流れるポジティヴな雰囲気が感動を誘う。カップリングはINSPiによるア・カペラ・ヴァージョン。
女の子二人組のテクノ&ヒップホップ・ユニットによるセカンド・シングル。語感の気持ち良さだけを追求したかのような意味はないけどやたらと快楽的なリリック、全身の力が抜けフニャフニャと踊りたくなるトラックを手がけているのは、リップスライムのRYO-ZとDJ FUMIYA。
まだまだ人気が衰えない80年代ドラマ主題歌のコンピレーション。本作も今井美樹、坂本龍一などのドラマ主題歌から小田和正のCMヒットまで幅広く収録したお買い得感のある1枚。
83年のフォーライフ復帰後の作品からチョイスされたベスト・アルバム。アイドルからアーティストへの転換期となるこの時期に、クリエイターとしての才能を感じさせる名曲が数多く誕生した。
大人気のボブ・サップその物を体現するようなご機嫌なファンキー・ソウル・ナンバー。最大の見所はサップのラップ部分で、地鳴りのような低い声が全体のトーンをビシッと絞め、何とも言えないブラックな雰囲気を醸し出す。まあ、なんとも器用な人だこと。
このたび活動休止した彼らのベスト。ダンスとしては上品でヒップホップとしては薄いところが、ニッポン人向き。前ヴォーカル参加曲や他アーチストへの提供曲、ユーミンのカヴァーまでそろえたにも関わらず、『ちびまる子ちゃん』のエンディング・テーマが入っていないのはなぜ?
フォークな選曲の中、庄野真代や斉藤哲夫が唐突なのは何故? と思ったら、ユイ音楽工房30周年記念盤でした。30代後半から40代にとっては耳懐かしく、20代くらいにはメロウすぎるかも知れない曲たち。イルカやかぐや姫もいいけど、この時代はやっぱり拓郎だな。
2000年にLPサイズで限定発売されたBOXセットをコンパクトなサイズにして再発売。名盤『人間なんて』を含むエレックでの2作とフォーライフでの22作品を完全収録。
伝説となっている79年の「篠島アイランド・コンサート」や85年のつま恋ライヴなど拓郎のベスト・ライヴを集めた編集盤。時代を超えた名曲たちのライヴ・ヴァージョンを堪能できる1枚。
大林宣彦映画のイメージがこびりついてる頭には、この人のアルバムの出来の良さ、ロックっぽさは目からウロコ。自宅のCD棚に趣味の良い洋楽が並んでるのが容易に想像できる。今作はアコースティックな音触りとイケてるヴォーカル、作詞がよくマッチ。
デビュー時から時代に噛みついてきた泉谷がエレック時代に残した名作を1枚に収録。70年代からレゲエ、パンクなどを取り入れた彼の音楽センスや、存在感のある詩は今こそ再評価されるべき。
デビュー25周年を迎えた彼がフォーライフ時代に残したヒット曲をコンパイルしたベスト。70年代のソフト・ロックを背景に作られた彼の作品は、今でも十分に楽しめる高水準なものばかり。