発売元 : 株式会社フォーライフミュージックエンタテイメント
23区コンサート〜東京旅行〜23区コンサート〜東京旅行〜
フォークの長老・小室等がかつて行なった「東京23区コンサート」における各所の音源を抜き出して編集したライヴ・アルバムが初CD化された。吉田拓郎、井上陽水らとジョイントしているほか、コメント・ゲストとして矢野顕子らの声も収録されている。
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日本語を音感的にとらえることにかけてはおそらく日本一のふたりが、素晴らしすぎるアルバムを作ってしまった。一見ルーズに聴こえる掛け合いも実は相当スリリング。手すさびのような歌詞から、ふとこぼれ落ちるほろにがい思いにも泣かされます。★
I could be freeI could be free
スウェディッシュ・ポップの伝道師トーレ・ヨハンソンのプロデュースによる97年のアルバム。先行シングルの名曲「ロマンス」をはじめ、恋愛症候群の若い女性たちには特に絶大な効果を発揮するポップ・チューンの数々が並んでる。春のBGMとしては最適のチャーミングな全13曲。
時間のパスポート時間のパスポート
私みたいなフォーク世代には懐かしい小室等だが、53歳になろうとする今(1996年)なお現役で「フォーク」にこだわりつづけているのだ。これは自らのキャリアの総決算と言えそうな一枚。武満徹と谷川俊太郎と井上陽水とチェルノブイリが交錯する生真面目な力作だ。
Tears of JoyTears of Joy
かつての時をかける少女もここまで成長しました。声の質に色が出てきた。息のつなぎ方に女らしさが出てきた。よくある「女優様のレコード」にとどまらない自由さとこだわりがしっかり見える点にも感服。ただし、少し年齢以上のことやってる気もする。
Blue in BlueBlue in Blue
知世も、もう23歳。すっかりオ・ト・ナ(ハート) まぁ、ずっと「時をかける少女」でいてくれよというのも無茶な話。サザンの大森隆志と透影月奈(誰だ!?)の共同プロデュースでそこそこノーブル。浮世離れの度合が中途半端だ。フレンチ趣味の(6)はまずまず。