発売元 : 株式会社ポニーキャニオン
ジェニファー・ロペスに宇多田ヒカルと、業界の大物をファンにもつ才色兼備歌手のソロ3作目。R&Bというよりアブストラクト・ヒップホップに近いタイトル曲(6)に代表される、知性と女性性を兼ね備えた作風が通受けする理由では。ヨーロッパで売れそう。
大田クルーの2ndシングルは、温水洋一との異色コラボ作品。いつもは存在感のないダメなサラリーマンが輝ける場所を再発見。次第に周りの見る目も変わっていくという、ちょいサクセスなストーリーだ。
現在は三人組で活動するベテランのラティーノ〜沖縄グループ、通算11作目。ペルー的な情緒やラテンなアクセントを持つ曲をはじめ、陽性の混合ポップを追求。歌詞は日本語とスペイン語。どんな行き方をしようと、健やかな佇まいを持っているのは大きな持ち味か。
アルバム『愛・自分博』で男性ソロ・ラッパーで初の『オリコン』チャート1位をゲット。ソロとしても頂点に立ったKREVAの2006年の夏アンセムは、ビーチ・ボーイズふうコーラスを取り入れるなど、すべてを吹っ切ったかのように明るいダンス・チューン。ノッてます。
人気アニメ・シリーズ『ONE PIECE』の主題歌。アニメのキャクター同様に弾けたテンポに底抜けに明るいサウンド。一転して「願晴れ」では、カリブのスティール・ドラム風のバックに、しっとりとしたバラードを情感たっぷりに夏らしいイメージで聴かせる。
時にガツンと、時にコミカルに、スキのないレゲエ・サウンドをリードするような、ボリューム感あふれるやや低音の声。そこから発せられる言葉にドキッとさせられながら、“はまり”のよさを感じずにはいられない。一聴の価値ありのおもしろさ!
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株式会社ポニーキャニオンファリナッチのミュート・プレイは、チェット・ベイカー、ダスコ・ゴイコヴィッチ、1950年代のマイルスを連想させる。この第5作はピアソラ2曲などラテン系の曲が多く、ラテンの哀愁とミュート・トランペットのブレンド具合が絶妙だ。ケレンのないワン・ホーン演奏。
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株式会社ポニーキャニオン70年代中期から西海岸をベースに活動してきているフュージョン系キーボード奏者。口当たりのいい、もろにスムース・ジャズ調の音楽性を持つが、生ピアノと生ベースを用いているのがポイント。それはある種、大人の、成熟したフュージョン表現であると思わせる。
ジャパニーズ・レゲエ界の至宝、Home Grownの通算4枚目のフル・アルバム。メジャーからインディに至る代表的なシンガーやDJをフィーチャーし、レゲエにこだわった会心作だ。
フリー・ライヴで着実に実力をつけている月の203号室の3rdシングル。「入道雲と秘密基地」は、ライヴで評判の良い楽曲で、さらにカップリング曲の「願い」は、北陸電力CMソングだ。
大阪発のヒップホップ・バンドのメジャー・デビュー・シングル。ジャズの旋律上で奏でられるソウルフルなサウンドが、クールにアッパーにせめぎあう。多彩なパフォーマンスを可能にするスキルの高さが何よりの強みだ。その上、オシャレな後味なんだって。
ミュージシャン・デビュー7周年を迎えた藤木直人の通算5枚目のフル・アルバム。これまで歩んできた7年間の道のりと、これから歩き出す新たな道をテーマとした作品で、シングル「HEY! FRIENDS」収録。
ロンドン出身の3ピースによる、レーベルを移籍してのサード・アルバム。地元ハックニーのスタジオに籠ってじっくりと作り上げた本作は、バンド・サウンドを基調としつつも多彩な楽器がちりばめられた、バラエティ豊かなアレンジに仕上がっている。