発売元 : 株式会社ポニーキャニオン
韓流のトレンディ系ドラマや『女性自身』のアジアン・ビューティ・ボーイズでおなじみのJohn-Hoon。ユニット“UN“のメンバーとして韓国では10年以上のキャリアを持つシンガーだけに、9枚目となったこのシングルでも、甘さと爽やかさに少々のたくましさをまぶした“年上殺し”ポップを作り上げている。
新世代ピアニストが、安ヶ川大樹と加納樹麻のレギュラー・トリオで録音した、4年ぶりの第2弾。オリジナルやスタンダードなど素材を幅広く求め、清廉なタッチと瑞々しい感性でさまざまな色合いの物語を紡ぐ。その豊穣なるリリシズムは、まさにピアノの詩人。
前作「初恋」に続く、2010年8月発表の11thシングル。PSP用ソフト『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』テーマ・ソングに起用のタイトル曲「ガラスの花」に加え、「初恋」ライヴ・ヴァージョンなども収録。
4期生が加入してから2枚目のシングル。スカのリズムをフィーチャーした、夏にぴったりのナンバー。ポップさの中にも、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク(セレナーデ第13番)」を引用したユニゾン・フレーズや、世界観が変わるサビでの転調など、作曲担当の日比野裕史のこだわりが垣間見えておもしろい。
五代目圓楽は意識して豪放磊落を装っていたフシがあり、それが繊細さに欠けると一部で評された原因でもあった。とくに後年はホールでの口演が主になったため、大ネタ・人情噺ばかり注目されがちだった点も、一面的な評価を許すことにつながったのかもしれない。しかし、師匠の八代目圓生がそうであったように、最後まで滑稽味を大切にした噺家でもあった。たとえば爆笑噺に衣替えしたかのような「佃祭」やサゲ間際の強烈なクスグリが印象深い「文七元結」、「死神」のえも言われぬ可笑しさ、そして「酢豆腐」の若旦那の不思議な面白さ。クスグリをちりばめた軽い噺・滑稽噺をもっと聴きたかった、といまさらにして思う中高年ファンも少なくないだろう。今回リリースされた5枚は、77年7月の「死神」から89年5月の「反魂香」まで“にっかん飛切落語会”の音源から10席。
家族があるからこそ表現できる“大人のヒップホップ”というジャンルを開拓する、ファミリー仕様ラップの第一人者によるメジャー・セカンド・アルバム。レーベル・メイトのつるの剛士、盟友・童子ーTのほか、MAY'S、Moomin、EMI MARIAなど多彩なゲストを迎えた充実作。大人の切なさがギュッと詰まった一枚。
東海地方を中心に活動する女性アルト・サックス奏者、21歳のデビュー作。落ち着いた演奏、太くまろやかなトーンなど女性とも21歳とも思えない実力。スタンダード中心の演奏内容はオールドファッションだが、話題性や偏見で語られずに伸びてもらいたい逸材。
制作・出演
アレッサンドロ・マールツィ / クラウディオ・コルヴィーニ / クラウディオ・フィリッピーニ / ステファノ・カンタラーノ / ダニエーレ・スカンナピエコ / ダニエーレ・ティッタレッリ / ポリー・ギボンズ発売元
株式会社ポニーキャニオンUKのシンガー、3作目のリーダー作。ジャズ・フォーマットの演奏をバックにしながらも、彼女の歌はソウル、R&Bなど、ジャズを超え、尖って突き抜けている。ローマ録音で、日本でも人気のハイ・ファイヴのメンバー、ダニエレ・スカナピエコらイタリア勢が大挙参加している。
Aqua Timez作品などに参加したのち、「片思イノ想イカタ」でデビューしたカリフォルニア育ちのアメリカ人シンガー、JAMIL(ジャミール)の第2弾シングル。前作同様、アレンジャーにはJEFF MIYAHARAを起用している。
midnightPumpkinの初ベスト・アルバム。デビュー曲「VEGA」や「ソライロミライ」など、メンバー自身がセレクトした19曲を収録。ホーン・セクションとキャッチーなガールズ・ヴォーカルが堪能できる。
季節感あふれるファンク&スカ・ナンバーを集めたコンピレーション・シリーズ第2弾の夏編。ムラマサ☆「夢風鈴」、FUNKIST「my girl」など、J-スカ&メロコア・シーンを代表するバンドの楽曲を収録している。
新進アーティストのサード・アルバム。マテリアルの水準がとても高いが、何よりも注目したいのは、アーティストがかもし出す雰囲気。特に歌がうまいわけでも個性が際立っているのでもないが、フィーリングがまさにグローバル。このCDを聴くと、音楽に国境はないという言葉に素直にうなずけてしまう。
制作・出演
55LEVEL / AKANE / BANTYFOOT / ENTDEALLEAGUE / HomeGrown / lecca / MICKYRICH&RUEED / RYOtheSKYWALKER発売元
株式会社ポニーキャニオンレゲエ着うたサイト“REGGAEZION”が、ロング・ヒットしたレゲエ・ナンバーを集めたコンピレーション。2009年7月に発表したミックスCDのフォーマットを踏襲し、パートナーにファッションブランド“LB-03”が参加。
フロム大阪、実力派レゲエ・ディージェイ、ペータマンの1作目。80'sなダンスホール・レゲエを軸に、彼の独特の愛嬌あるリリックに思わず顔もほころぶナイス・チューンがたっぷり。MINMIとのコラボ曲「星のラブレター」(THE BOOMのカヴァー)最高。「FI YOU…」のような愛にあふれたロックステディ・チューンも素晴らしい。
台湾の人気グループ、F4の一員であるヴァネス・ウーの日本での4枚目のシングル。細かいリズムを刻んでいるダンス・チューンではあるが、全体を流れているのは叙情性で、せつなさが前面に押し出されている。繊細なイメージを持っている彼にぴったりの雰囲気に満ちた曲。