音楽むすび | 発売元 : 株式会社ポニーキャニオン

イタリア発大人のための極上AOR作品。分厚くゴージャスなサウンド、女性コーラスの質の高さにも感心させられるが、70年代ソウルを押さえつつ、現代感覚を持つアランのソウルフルなヴォーカリストぶりに圧倒される。スタジオ録音なのにライヴっぽい熱気漂う意欲作。

サンディー独自のアイランド情感漂う歌声によりお馴染みとなったどんとの「波」、桑田佳祐の「真夏の果実」などで始まる、異色だが、彼女らしいサマー・ソング集となっているベストだ。曲によってオータサンのウクレレが聴こえてきたりと、さらっとした肌触りの作りだ。

2011年3月、浄土宗の開祖・法然上人800年大遠忌法要で読まれる浄土三部経（浄土教諸宗の正依三経典の総称）の無量寿経を収録。全てがCD化されるのは本作が初めてなだけに、貴重な音源化といえる。

2010年7月発表のシングル。愛知県の全小学校の子供たちから集めた、“おもいやり”の言葉を基に作った心温まる楽曲だ。日本青年会議所（JCI）が展開する“OMOIYARI運動”の公式テーマソング。

エレガントなセレクト・ショップ“TOMORROWLAND”とのコラボレーション第2弾。同店をイメージした洗練されたリラックス・ミュージック集で、Jazztronikこと野崎良太のソロ、Jazztronik作品の再演などを収録している。フォトカード付きでビジュアル的にも楽しめる。

ART-SCHOOLの10周年を記念したミニ・アルバム。若い世代のアーティストや数多くのバンドへの影響も大きい孤高のカリスマ、ヴォーカル＆ギターの木下理樹の才能がうかがえる名曲をピックアップ。初回生産は特別ブックレット付き。

リミックスやプロデュース、フィーチャリングとして他アーティストとコラボレートした楽曲群から選曲、さらにミックスして収録したアルバム。リード・トラックはMONKEY MAJIKのヴォーカル、メイナードとブレイズを迎えた新録曲「ソレイライ」だ。

2010年7月発表のベスト・アルバム。これまでハワイアン・ソングやヒップホップのシンガーとして活躍してきたKONISHIKIのライフワーク集で、音楽ジャンルやレーベルの垣根を越えて選曲されている。

ル・クプルのヴォーカリストとして知られた女性シンガーのカヴァー作品集。ジョン・レノンの「Imagine」、エルトン・ジョンの「Your Song」、バングルスの「Eternal Flame」ほかの名曲を癒しの“カモミール・ヴォイス”で披露している。奇をてらうことなく、あくまでも原曲の良さを活かしたシンプルな作風が好感。

2010年第1弾シングル。NHK土曜時代劇『まっつぐ〜鎌倉河岸捕物控〜』主題歌の「Addicted to love」は、LAの辣腕デーモン・シャープを制作に迎え、ガーリーなラップが映える心地よい疾走感が魅力のダンス・チューンとなっている。

札幌出身の人気4人組のシングルとしては初の作品。“新世代のスピッツ”といった感じの爽やかでやや陰鬱入っていて、でも生きる力を素直に前に出したようなナンバーに仕上がっている。初回盤と通常版はそれぞれカップリングが微妙に異なるので注意。貴重なライヴ・テイクも聴ける。

作家群にキリンジの堀込高樹や堂島孝平らも参加した、メジャー第1弾アルバム。ウィスパー系のヴォーカルには愛らしさと透明感が備わっており、1曲ごとにお伽噺のページをめくるような、ワクワク感と安らぎがある。中でも浮遊感漂う「お針子の唄」やポップな「シャイニングスター」、囁くように言葉を紡ぐ曲などでの声の存在感には目を見張る。

セネガル系フランス人シンガーがフランシス・レイの映画音楽「グルノーブルの13日」「男と女」、エディット・ピアフの代表曲「愛の讃歌」、サーカスのカヴァーが日本でヒットした「愛の歴史(ミスター・サマータイム)」などシャンソン系の曲を取り上げた2009年録音作。イタリアのジャズ・ミュージシャンがバックを務め、5拍子で軽快に弾む「二つの愛」を筆頭に演奏の充実している曲が多い。