発売元 : 株式会社ポニーキャニオン
2005年のデビュー・アルバム『ティアラ』からすれば通算4枚目。12曲中9曲を占めるオリジナル曲の美しさ、エレガントなプレイはもはや貫禄の域。中でも個人的に聴き入ってしまったのは、「イン・ソリチュード」の闇の中に沈み込んでいくような静謐さと、儚い余韻が残るラストの「フォルシティ」。
エレキの王者・ベンチャーズのデビュー51周年記念ベスト盤。半世紀を越えて今なお現役で活躍する彼らが、ファンへの感謝の気持ちを込めてリリースする2枚組のヴォリューム作。99年以降の音源51曲を収録する。
2000年8月のデビュー曲「anytime,anywhere」から「君のかけら」まで、「affection」のアルバム収録曲をはさんで8枚のシングルをリリース順に収録したベスト盤。“この曲と出合って私の人生が変わった”という「Way to Love」や「ライヴ」などのスマッシュ・ヒットや松原みきの79年のヒット曲「真夜中のドア」のカヴァーなど、唐沢美帆の歌への思いが詰まった一枚。
メジャーでのセカンド・アルバム。アニメ『FAIRY TAIL』のOPテーマ「Snow fairy」「ft.」、PUMAとタイアップした「Smile Children」など話題曲を収録。W杯2010南アフリカ大会にかけた作品となっている。ルーツ・アフロ、エスニックなテイストを解体&融合させた“最強ライヴ・バンド”のサウンドに快哉を叫ぶことしきり。
メロコア・バンド、B-DASHの2ndフル・アルバムをHQCD仕様にしたメジャー第1弾作品。言葉のリズムを重視した、まるでハミングのようなライミングを展開。天下逸品のノリノリ・サウンドが満載の一枚だ。
メロコア・バンド、B-DASHの2004年2月4日発表の3rdアルバム。日本語とも英語ともつかない不思議な言葉で注目を集めた前作に比べ、よりメッセージ性を強めた歌詞が印象的。シングル曲「SECTOR」「情熱たましい」ほかを収録。
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株式会社ポニーキャニオンパオロ・スコッティのNorma Bluレーベルより、idea6のピアニストのトリオ作。落ち着いた叙情性でしっとり聴かせる1曲目フレディ・ハバード作「ブルー・スピリッツ」が白眉。ブラジリアンの要素とジャズのテイストを気持ち良く混ぜ込み、普遍的な響きを持たせている。
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株式会社ポニーキャニオンコロンビア出身、NY育ちのサックス奏者が、ニューヨーク・ラテン・ジャズとファンクの融合を見事に実現。スピリチュアルなコンセプトを背景に持たせ、往年のグルーヴ・コレクティヴの盟友たちとともに伝統と現代性をブレンドさせたサウンドを実現させている。
2009年7月に発表された『ONCE IN A SUMMER』に次ぐアルバム。アルバムとしては約1年半ぶりのリリースで、演技派俳優、歌手として活躍し続ける彼の新たな魅力と実力を満載した仕上がりに。
LGYankeesのトラック・メイカー、DJ No.2のソロ・アルバム。フィーチャーする相手によって、アッパーからスロウまで、多彩に音の洋服を着替え表現している。往年のディスコ・ムード曲からピアノを背景にしたメロウ・ソウルなど、DJ No.2の持つ器の広さを味わえる。
その個性的な声と光と影を感じさせる表現力で、女性ヴォーカリストとしてメキメキ頭角を現している彼女だが、本作はその特性を十分に活かしたセンスがあふれるシンプルでストレートなラブ・ソング。切なく、哀願する女心を歌う彼女の声を聴いていると、なぜか胸を締め付けられる思いになる。
多彩な活動を繰り広げる、つるの剛士の初となるソロ・シングル。ゲストを迎えてのコラボレーションによるミディアム・アップやバラードを収録。それぞれにつるのの違った魅力を打ち出したオリジナル曲となっている。
舞台生活20周年だという。その実力を考えると、宝塚時代は必ずしも順風満帆ではなかったけれど、遠回りしたぶんだけ絶対的な表現力を手にしたのが本作からもわかる。大袈裟でなく全曲が推薦曲。ベット・ミドラーの「THE ROSE」やエディット・ピアフの「La Vie en Rose」でさえ彼女のために作られたと感じられるほどだ。
若きフィメール・ヒップホップ・アーティストのセカンド・アルバム。現在のヒップホップ・シーンを強く感じさせる作品が並ぶ。JAY'EDをフィーチャーしたナンバーなど、話題づくりもしっかりと怠らない。フェロモン漂う、子悪魔的な魅力。美女か野獣か? ぴったりのアルバム・タイトルだ。
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株式会社ポニーキャニオン実力派女性ピアニストとして知られるリニーのNY録音。収録曲はバーリンの名曲「サパータイム」のほか、ジョン・ルイス、エリントン、ジョビンの楽曲、さらには自作曲など全9曲だが、どの演奏にも彼女の知性が滲んでいて、それが本作のジャズ表現の独自性として輝いている。しかも、そのサウンドの質感は高い。
大坂昌彦の通算7枚目のアルバム。注目の新人、宮川純を含む精鋭揃いの7人編成でファンキー・ジャズの名曲を中心に演奏した。黒人霊歌「ダウン・バイ・ザ・リバーサイド」、モード・ジャズの「ブルー・イン・グリーン」なども収録。アグレッシヴな自作「インタールード」を2曲挟むなど多彩な作り。大坂がすべてを出した力作である。
ワシントンD.C.生まれで、カナダのバンクーバーを拠点とする女性シンガー・ソングライター、ヘイリー・セールズのセカンド・アルバム。20世紀のアメリカン・ミュージックのさまざまな要素を気負うことなく自由に、そしてポップに再構築してみせる手腕は実にお見事。
さまざまなシーンに活用できて楽しめるオムニバス・ベスト・シリーズ『決定盤!!』。本作には、作曲や編曲も手がけたピアニストの羽田健太郎が愛奏していたクラシックの名曲を、羽田による演奏で収録。
ピアニカ前田率いるスロー・ライフ系バンド、ピラニアンズによる名曲カヴァー集。フランク・シナトラやベニー・グッドマンなど、永遠のスタンダードをハートウォームなピアニカの調べで披露。オリジナルも1曲収録している。