発売元 : 株式会社ポニーキャニオン
ドミニク・ファリナッチほかのレコーディングに参加してきたピアニストの2作目で2010年作品。ソニー・クラークに捧げた自作曲「ブルー・ソニー」は音色から傾倒ぶりが伝わり、「リフレクションズ」では歌うようなソロがモンク作品に新鮮味を加える。ジャズの伝統に対する敬意が全編にあふれ、そのなかに自己をさらりと覗かせる姿勢がすがすがしい。
テナー・サックスの川嶋がアルト・サックスのチャーリー・パーカー生誕90年を祝って吹き込んだトリビュート作。スタイルはかなり違うものの、こうやって聴いてみるとあちこちでパーカーの痕跡が認められる。そこにパーカーの偉大さが偲ばれる。
99年に活動を始めた川越春奈がLunakateとして放ったファースト・アルバム。左利きのギタリストでもあるという点を含めて激しい曲はニルヴァーナも頭をよぎるが、あくまでも日本語の歌を活かしてメロウな曲も麗しい。ストロング・スタイルの歌唱は気負いを超え、たおやかに光る瞬間が美しいCD。
野崎良太率いる音楽プロジェクト、Jazztronikのシングル。吉瀬美智子&阿部寛主演映画『死刑台のエレベーター』の主題歌として書き下ろされたバラードで、ヴォーカルにはYUKIをフィーチャリング。ストリングスを効果的に使ったクラシカルなサウンドと彼女の声の絡みが独特の雰囲気を作り出している。
発売元
株式会社ポニーキャニオンNHK大河ドラマ『龍馬伝〜紀行』のBGMでも印象的な、ツイン・ギターの新世代ペア。クラシック・ギターを出自に、ラテンをはじめポップやシネマ・サウンドへとさまざまな音楽性を取り込んできた二人の4作目のフル・アルバムは、研ぎ澄まされたスピード感いっぱいのいまを駆け抜ける情熱が印象的だ。
ファミ通の携帯サイト“ファミ通DX”で配信のゲーム・ヴァラエティ番組『ファミ通キャラクターズDX』CD化第2弾。パーソナリティの鈴村健一と下田麻美がゲームについて熱く、楽しく語っており、ゲストも多数出演。ファミ通ファン、ゲーム・ファンには興味深い会話が楽しめる。
2010年9月リリースの初となるミニ・アルバム。同月発表のSONOMIの3rdアルバム『S.O.N.O.M』のプロデュースをKREVAが手がけた縁で生まれた「たられば (feat SONOMI)」などを収録。
北海道を拠点に活動するsleepy.abが、アコースティック・セットで活動する際のバンド名義(sleepy.ac)でリリースしたライヴ・シリーズ第3弾。総勢8名のストリングス・セクションを率いて札幌Kitara小ホールで行なわれたライヴの模様を収録した本作は、やわらかな陽射しに包まれるような心地良い演奏を堪能できる。
キャニオン時代の代表曲を集大成したベスト盤。声が初々しく線も細いが、やはりこの頃から歌のうまい人だったと再認識させられた。でも、この盤の最大の魅力は全曲カラオケ付きってところ。アラフィフ世代の宴会やのど自慢の練習にもってこいだし、繊細な編曲もじっくり堪能できる。
発売元
株式会社ポニーキャニオン人気実力派サックス奏者、作編曲家のボブ・ミンツァーの第2作。アートワーク、リマスター、曲順などをリニューアルしての復刻。全曲ミンツァーの作曲。ジャズとフュージョンの親和性の高い独自のコンテンポラリーな音楽世界。ジャコ・パストリアスが2曲で参加!
KREVAプロデュースのアルバム3枚目。ピアノの美しい旋律から始まり、彼女のヴォーカルが息づき出す。直後の「愛が足りないよ」ではKREVAとスリリングな掛け合いを聴かせ、変則なメロディ展開が衝撃的な「ミラクルチョコレート」へ。聴き手を一気に惹き込む構成が秀逸。「いっちょBirthday」は、愛らしいヴォーカルと遊び心にあふれたトラックが楽しい。
サード・シングル。テレビ東京系アニメ『FAIRY TAIL』新オープニング曲となる「R.P.G〜Rockin' Playing Game」は、デジタル・サウンドのスパイスを利かせた鮮やかなロック・チューン。迫力のラップで展開される「don't stop da muzic」、ポップな「16bit HERO 3」を含め、2010年にメジャー・デビューした5人編成ビジュアル系バンドの勢いが映し出されている。
チャーミングかつエネルギッシュな女性ヴォーカリストであるUKIを擁する4人組の、ポニーキャニオン移籍第1弾アルバム。先行シングルの「NACHO ROLL」や「Roller Coaster」に加え、クラッシュやスペシャルズもカヴァーした名曲「Pressure Drop」など、彼らの持ち味であるポジティヴィティに満ちたフレッシュなロック・ナンバーが並ぶ。
結成の翌年に“横浜ハイスクール・ミュージック・フェスティヴァル”グランプリを獲得して3年、成人に達した彼らがその時のグランンプリ・ナンバーでCDデビューを飾った。芯の強さを身につけた優しい歌声が描き出す人の優しさと孤独から、社会の中で若さが経験する煌めくような時間への共感が響く。
テレビ東京系アニメのオープニングとエンディング・テーマを集めた企画盤の3枚目は、未来決戦編までのテーマ曲を集めた。12代目のエンディング曲である森翼の「青い夢」に始まり、SxOxUの7代目のオープニング曲の日本語ヴァージョンなどのほか、GOING UNDER GROUNDやD-51などヴァラエティ豊かな全7曲。
発売元
株式会社ポニーキャニオンEJTは繊細でリリカルなプレイのピアニスト、マーク・V.ローンを中心に人気が高い。本作品はショパンのベスト盤である。さまざまなジャンルでジャズを手がけている彼らの演奏で最も親しみやすいのはクラシックだ。このアルバムでは馴染みの名作のメロディをナチュラルに美しく聴かせてくれる。
発売元
株式会社ポニーキャニオンサンフランシスコ生まれの女性サックス奏者ヒトミ(本名・大羽ひとみ)のリーダー第3作。11曲中5曲はアーニー・ワッツとの2テナー編成で、ワッツのカチッとした音とフワッとしたヒトミの音の対比がおもしろい。モンク、ミンガスらの有名ジャズ・オリジナル曲集。
デビュー5周年に発売した5枚目。チャート10位になった「初恋」やPSPソフト『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』テーマ曲の「ガラスの花」や挿入歌の「羽」、エンディング曲の「rebirth」などを収録した全14曲。CMで耳なじみのある親しみやすいヴォーカルでメッセージを真っ直ぐに伝える姿勢が好印象。