発売元 : 株式会社ポリスター
かの香織がヴォーカリスト、プロデューサー、オーガナイザーとして作ったセルフ・ユニットがこのコキュウだ。タイトルからして察しがつく通り、アンビエント、チャント、自然の音などをブレンドし、癒しのための心地良さを耳から吸い込ませてくれる。
久しぶりに詩人の歌詞に出会った気がする。失われつつある青春と、通りすぎる夏の情景とがシンクロする、空気感を描く筆力がとにかく秀逸。メロディもセンチメンタルな普遍性のあるものだし、これ! というサウンドの個性を早く見つけてほしい。
山塚アイ、小山田圭吾によるトラットリア内ハチャメチャ系レーベル、SHOCK CITYのオムニバスもの。当然のことながらボア人脈多数参加。山本精一のバンド、ROVOによる(21)がこの中ではいちばん明解。まぁ、宇宙時代の原始音楽集てなとこですか。
日本中のにわかサッカー・ファンを熱狂の渦に巻き込んだW杯出場を記念し、小山田圭吾率いるトラットリアのイレブンが贈るコンピ。シリーズ中でもっともレーベル色が強く出た。体育会系的気合い一切なし、これなら3連敗も軽く流せるかもね(泣)。
どうしてるかと思ったら筒美京平(※プロデュース)と蜜月旅行に出てたんですね。あまりに相性バッチリなこの2ショット、さぞ♪ひとめ逢ったその日から〜!! だったことでしょう。多少ミッチーとカブッてる気もするけど、気に入ったら既存作も是非聴いて!!
元スパイラル・ライフという肩書きもそろそろという感じの石田小吉のユニット、スクーデリア・エレクトロの新作。TPDでいい曲を書いてた古澤瑛師がメンバーだったとは。時々、ハッとするモノはあるがまだ過渡期か。ところでジャケのキャラは版権OK?
架空の映画のサントラという設定による6月発売予定のセカンド・アルバムからの先行シングル。レイド・バックした雰囲気の強いミドル・テンポの佳曲だ。オレはダイナソーJr.を思い出した。96年に録音された未発表曲2曲を同時収録。
名付け親がTFCなだけに、何かにつけてブリット・ポップなんのかんの…と紹介されていた彼ら。爪研いできたと見える久々のシングル、ミッシェルばりのグサグサ刺すギターで攻める。高桑&白根のGREAT3凹凸コンビがプロデュースなどで参加。