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実力派ア・カペラ・グループによる、さだまさし、女性アーティストに続くカヴァー集第3弾は、坂本九、チューリップをはじめとする、古今の男性陣の名曲に取り組んだもの。ヴォーカルを自在に操った解釈は実に新鮮で、カラフルな万華鏡を見ているようだ。
ロングセラーを記録している2枚のベスト・アルバムに続くベスト第3弾。2006年にブームを巻き起こしたヒット曲「がんばらんば」や映画『解夏』の主題歌「たいせつなひと(シネマ・ヴァージョン)」など、若い音楽ファン向けの話題曲も多数収録。
さだまさしの数あるライヴ音源より厳選した4枚組べスト・アルバム。10周年コンサート“書簡集”から2005年の3333回公演までを対象に、ヒット曲とライヴで人気の楽曲が網羅されている。
二胡の音色は、喜怒哀楽で言えば“哀”のイメージがあるが、福井出身の女優でもある彼女のそれは“喜”や“楽”を思い浮かべるほど明るくてやさしい。このデビュー作では多岐にわたる有名な作品をカヴァーしているものの、自作の「水の都」「Dear」なども推薦したい。
漂泊する今の子供たちの姿を歌う「鉢植えの子供」で感じる視線は、青春挽歌といえる「悲しい螺旋」にも通底している。70年代フォークに見られた優しさが拒絶となる痛みがここにある。古いと使われなくなった日本語を意識して使った歌詞ならではの情景も。
作詞家の松井五郎がプロデュースするポエトリー・ミュージック第2弾。吉元由美も作詞に参加し、山本達彦が音楽と語りを、そしてMaichiという女性も語りを担当。ラウンジ系のサウンドと形式に囚われない詩の融合した音世界は、お洒落で艶めいている。
1990年に神戸で結成されたベテラン・アカペラ・コーラス・グループ、チキガリの4thアルバム。今回はカヴァー集で、宇多田ヒカルや荒井由実、ザ・ヴィーナスといった女性歌手の名曲を取り上げている。
さだまさしと吉田政美が1972年に結成した伝説のフォーク・デュオ、グレープ。わずか3年の活動期間で「精霊流し」「無縁坂」といった名曲を生み出したデュオのラスト・コンサートの模様を収録したライヴ盤。ラジオで放送されただけの、初レコード/CD化となる秘蔵音源だ。