発売元 : 株式会社BZONE
ヒット・メーカーとして多忙な時期のアルバムで、自作でもそのキャッチーな路線ははずしていない。しかし、幅広い音楽性を持っている人なので、この頃はポップに突っ走っていたということでもあったろう。(2)のエキゾチックなウェットさは、その中では異色か。
いまやヒットチャートの常連となった彼らの5thアルバムには、レコーディング・ノーツが封入されており、曲ごとのレコーディング・データがことこまかに書かれている。一般の人には難しいかもしれないが、これで聴きどころがわかるのはありがたい。
ヒットメイカー、ツインザーのデビュー作。生沢祐一のハードロックがかったしゃくりあげる歌声の迫力もさることながら、耳にストレートに入ってくる言葉とメロディの調和には感心するばかり。一聴するとカラオケ向きの曲が多いが歌メロは非常に凝っている。
ボブ・ディランとかビートルズとかのレゲエでない名曲をレゲエ・アレンジで、坂井泉水や川島だりあや坪倉唯子など様々な女性シンガーが力こめて歌っています。が、ここでも一服の清涼剤となっているのは、宇徳敬子ちゃんの可憐な歌声だ。早くソロ出せばいいのにねえ。
ZARD(アクセントは“AR”に)のサード。ヴォーカルの坂井泉水さんしか写ってませんけど、バンドです。織田哲郎、川島だりあ以下、作曲はビーイング・オールスターズ。ただいま赤丸急上昇!? という世界だが、坂井さんの個性がちと弱め(美人だけどさ(ハート))。
ダブル・ミリオンを達成し、第8回日本ゴールドディスク大賞アルバム賞ロック・フォーク部門(女性)を受賞した3rdアルバム。いまや応援ソングの定番となった「負けないで」やポカリスエットCMソング「揺れる想い」など、大ヒット・シングルを収録。
ウタが氷室京介に似てるぞT-BOLAN。(1)が『代表取締役刑事』のエンディングテーマだという4人組の新人さん。お互いに失礼な物言いだと思うが、いわゆるその「ヒムロ」的なロックだ。(2)などに少し今風の味つけはあるけど、基本は根性ロックなのだ。