発売元 : 株式会社BZONE
前ベストの売り上げはついに500万枚を突破。恐るべしB'zパワー。画一的なアメリカン・ポップ・ロックの模倣だとしても、キャッチーでわかりやすくて力強くソツがない音作りの手腕は評価されて然るべきだと改めて感じ入る、リスナー・セレクトによるベスト盤。 ⇒B'z特集はこちら!
最近はライヴ活動に精力的なようだが、常にチャート1位に君臨してきたアーティストならではのカリスマ性は失われていない。今の自分から一歩踏み出せない人でも彼女の歌を聴けば勇気が出るんじゃないかな。もしくはクルマでカッ飛ぶ時のBGMに。
化け物ベスト。封入されたカードのため複数買いも続出。いったい何百万枚売れる? 画一的だが、歌が決定的に上手いこと。ツボを押さえた展開のロック・サウンドは、悔しいが日本最強。今の邦楽ロックで最も理想的な形態と音を築いた先駆けだ。一家に一枚か?
CDエキストラ仕様で映像も楽しめる本作。楽曲は相変わらずテンションの高い作品が、ぎっしり詰まっている。音も詞も、そして稲葉のヴォーカルも、有機的なエネルギーが渦巻いている。ちょっとセクシーで淫らな匂いが、刺激的だ。
メンバー・チェンジのたびに、サウンドも進化し続けてきたWANDS。本作には、そんな3期にわたるWANDSの歴史が集約されている。作品を出す毎にハードなロック色を強めていく姿が、時代ごとに楽曲を追いかけ聴いていくと、見えてくるはずだ。
彼らの前身になるバンド、VIEWのシングル2枚をも含む全シングルに、未発表の新曲4曲をプラスしたベスト・アルバム。もともとキャッチーな楽曲が身上の彼らだが、その中でもさらにキャッチーなナンバーが収録されている。入門にはよさそうな1枚。
ブルース・シンガー、近藤房之助が、アコーティック・バンド=ディーペスト・ポケットとジョイントした全曲日本語詞のアルバム。ボサ・ノヴァなどラテンの香りや濃いブルースの味、ゴスペルやジャズの匂いなど、黒人ルーツ音楽を彼ら流の解釈で巧みに昇華。★
4歳からピアノを始め、大学2年の時(90年)にアルバム・デビューした望月衛介の4th。生楽器であるピアノと自らがこなす打ち込みがうまく融合し、心地よいサウンドを作り出している。寝る前に少しだけ酒を飲みながら聴くと、最高にハマりそう。
ご存じB'zのイナバさんの初ソロ・アルバム。全曲自作であり、時には強引と思えるほどの歌詞やメロディ、そしてアレンジで、自分自身のやりたいことを存分にやりつつ、聴き手を思いきり満足させてしまうところは見事。聴き終えた後は満腹感あります。
バラードには昔から定評のあったT-BOLAN。そんな彼らのバラードばかりを1枚に集約したのが本作。特筆すべきは「マリア」と「サヨナラから始めよう」の未発表アコースティック・ヴァージョン。全64分、じっくりと歌を堪能して欲しい。
全作詞・作曲を自らが手がけた2ndアルバムは(2)(4)(5)(9)といったヒット・シングルのオンパレード。日本好みする泣きの入ったサウンドに乗せた彼女の瑞々しい歌声からは、恋をしている女性ならではの喜びやせつなさってやつが伝わってくるようです。
軽快なマージービート・サウンドを基盤としつつも、グッと胸をつかむ情熱的なラヴ・ソングから、まるで映画のストーリーのように風景が浮かびあがってくる歌まで、口ずさみやすいキャッチーな歌がたっぷりと収録されている。聴きやすく胸に残る歌ばかりだ。
日本を代表するブルース・マン、近藤房之助が昨年12月21日に新宿リキッドルームで行なった模様を収録した約4年ぶりのライヴ盤。NYから元STUFFのにゴードン・エドワーズ(b)を迎え、ブルースの名曲(5)(8)などを熱演。ここは日本じゃない!
近藤房之助がロンドンを拠点に始めたパーマネント・バンド、ザ・グラブ・ストリート・バンドの2ndアルバム。このミルトン・ストリートの旧名のバンドで、ブルース・シンガー近藤はリラックスし、ブルー・アイド・ソウルの濃厚な展開型を披露していく。
タイトル通りに、彼らのこれまでのシングルを集めたベスト・アルバム。ハスキーで適度に男くさく、適度にウェットな歌声とメロディ……こうして代表作が並ぶと、改めて日本人好みのポップスの王道かなと思う。
全12曲中8曲がなんらかのタイアップ、この事実が売れっ子ぶりを物語っていた96年のアルバム。さらにシングルのカップリングやファミリー・バンドのシングルのカヴァーがあって、まるでベスト・アルバムのよう。難しくないポップスだ。
B'zの松本孝弘がソロ・プロジェクトとしてこしらえたロック名曲集。仲間を集めての気合いの入ったセッションで、ギター少年の夢そのままに憧れのフレーズを弾きたおすのだから、楽しくないワケがない。B'zファンならオリジナルも聴かなきゃね。
タイトル通り、これまでのシングルに6曲を加えたべスト盤的内容の作品。ほとんどのシングルがヒットしているだけあって、聴いたことのある曲ばかり。と同時に、ボピュラリティとクオリティの両立に彼らのキャパシティの広さを感じてしまう。