発売元 : 株式会社BZONE
バラード・チューンばかり15曲を収録した企画盤で全曲リマスタリング済み。シングル曲として大ヒットしたものだけではないため、入門盤としても最適だ。バラードとはいえ、パワフルなサウンドの楽曲が多いのは彼ららしいところ。 ⇒B'z特集はこちら!
音楽制作集団としてヒット曲を連発したB.B.クイーンズのアンソロジー。『ちびまる子ちゃん』のテーマ曲「おどるポンポコリン」ほか全曲をリマスタリング。初CD化となる「ジングルベル」も。
詩人やなあ、と思っていたけどギターもいけるんですね。ハードな曲とバラードのベタな配置関係にむしろ心やすらいだりして。各フレーズの末尾まとめのうまさに唸ってしまいます。真似しようったって駄目。歌唱と言葉とビートとサウンドのあやとりにおっ。
90年代を席捲したヒット・メイカー、織田哲郎の編集盤。ZARDやTUBE、WANDS、DEEN、T-BOLANといったアーティストに提供された楽曲の織田自自身のヴァージョンには、それぞれの楽曲が伝承した、過去の名曲からの遺伝子への敬意があふれている。
3ピース・バンド、flowerのデビュー作。メンバーの満園庄太郎と黒瀬蛙一は、B'zのライヴでリズム隊を務めた猛者であり、ヴォーカルの及崎森平も豊富なステージ経験を持つ。そんな彼らの音は、とことんポップで軽やかだ。音作りへの真摯な姿勢も伺える。
91年から10年間にわたる活動を終えたWANDSの集大成ともいえるベスト盤。大ヒットしたシングル曲のほかに、ZYYGの「君が欲しくてたまらない」のWANDSヴァージョンなど、お蔵入りしていた曲も収録された。ライナーノーツが読みごたえあり。
91年7月シングル「悲しみが痛いよ」でデビューしたT-BOLANは、森友嵐士(vo)ら4人組のロック・バンド。99年12月の解散後に発表されたこちらには、「離したくはない」「すれ違いの純情」などの代表曲を収録。
ベテラン・ポップ・バンドのどうやら最後となるらしいシングル。この人たちの音楽はずいぶん前にも聴いた憶えがあるが、その時の印象とまったく変わっていないので驚いた。(1)よりもむしろ(3)のシンプルなバッキングとコーラスが曲の爽やかさを引き立ててよい。
ミリオンセラー道を驀進する怪物のおよそ1年半ぶりとなる12作目。スケール感あふれるハード・ロック作りのワザは職人芸の域に達し、快活なポップ・センスの描き方もどんどんストレートになっていく。まるで王者の貫禄を楽しんでいるかの解放感に満ちた作品。
女性ヴォーカリスト、美南トモを中心にした4人組ロック・バンドのデビュー・アルバム。他のメンバーもそろって若いが、ちょっと懐かしい泥くさめのロックを聴かせる。大黒摩季あたりが近いかも。演奏も落ち着いているし、かなり出来あがってる感じです。
スペイン人の母と日本人の父を持つ彼女のデビュー作。幼い頃からラテン音楽に親しんできただけあって、そのノリのセンスは天性のもの。かといって熱すぎることもなく、繊細さも十分含む絶妙なミックス感。そして17歳の彼女が醸し出す澄んだ色気がこれまた格別です!
2001年6月にメジャー・デビューした、オルガンズ・カフェのファースト・アルバム。バンド名が示す通り、彼らの音楽には安らぎの要素が満載だ。加藤沙果菜の声は上品で甘く、それに絡む楽曲も非常に洗練されている。飽きることなく、何度でも繰り返し聴ける作品。
サルサ〜サンバを基本としたバック・トラックのなかで踊るのは、日本の歌謡曲を思い出させるノスタルジックなメロディ。出会いと別れを繰り返しながら本物の愛を探しつづける女の子の気持ちをつづった歌詞とどこか幼さが残るイノセンスな声のバランスもいい。
ソロ・アルバム2枚同時発売のうち、アップでパワフルな側面がより強調された一枚。TVスポーツ番組のテーマ曲としてお馴染みのド派手な曲からGSふうの人肌の曲まで、デジタルなビートの上で滑らかに“歌う”松本のギター・ワークは人間味にあふれている。
ミニ・アルバムと同時発売だが、こちらは松本孝弘名義でのフル・アルバム。音楽家としての自身を表現したもので、魅力的なメロディとハーモニーが全編に流れる。中国古来の楽器、胡弓も導入し、アジアの美も追求。聴く人の層を限定しない楽曲ばかり。