発売元 : NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
韓国と日本で活動するシンガーの、約5年ぶりのオリジナル・アルバム。ナカムラヒロシやDEPAPEPEらによる、エレクトロニカからサンバ・ビートまで曲ごとに変わるサウンドをバックに、ユンナは真摯だったり妖艶だったり挑発的だったりと、多彩な表現力を存分に発揮している。
日本を代表するトランペッターの第5弾。日本のジャズの精鋭を集めた自身のビッグバンドで、タイトルどおり、大空を舞うような、ダイナミックで爽快なサウンドを楽しませる。天翔けるハイ・ノート・ヒッターと、耽美的な表情を併せ持つアンサンブルに驚嘆。
JAM Projectへの参加も知られる実力派シンガーが放つ、ソロとしては3枚目のシングル。タイトル曲はパソコン用アドベンチャー・ゲーム『置き場がない!』のオープニング・テーマで、疾走感と力強さが特に印象的だ。カップリングの「December」は、彼本来の豊かな表現力がより発揮されている。
札幌を拠点に活動するシンガー・ソングライターによるミニ・アルバム。思わず別世界に連れて行かれる幻想的なサウンド、スケールの大きな美しいメロディと歌声、それらを根底から支える確かなソングライティング。多くのリスナーから高い評価を得ていることにも納得の、完成度の高い一枚。
繊細さと力強さを併せ持つ歌声で支持を集める女性シンガーによるサード・アルバム。アニメ『とある魔術の禁書目録』や『灼眼のシャナS』の主題歌など、タイアップ曲も多数収録。自身初のカヴァー曲にもチャレンジし、表現者としての幅を広げることに成功した意欲作だ。
ジャンルを問わないアーティスティックな活躍ぶりで話題のプロデューサーであるVolta Mastersによる究極の一枚。「残酷な天使のテーゼ」や「Bolelo」を独自の解釈でヒップホップ・カヴァーするセンスはさすがと唸るしかなく、他にも新発見の多くある斬新なアルバムである。
ヴォーカルの愛未とソングライターの出羽良彰により結成されたユニット、樹海のベスト・アルバム。ピアノやアコギの響きを活かしたアコースティックなサウンドと、愛未の優しい歌声が胸にしみる。「あなたがいた森」や「ホシアカリ」など、お馴染みの人気アニメ・ソングがぎっしり詰まった一枚だ。
2010年1月発表の2ndアルバム。テレビ東京系アニメ『ハヤテのごとく!!』オープニング・テーマ「Wonder Wind」、アニメ『とある科学の超電磁砲』エンディング・テーマ「Dear My Friend-まだ見ぬ未来へー」ほかを収録。
アニメ・ファンに絶大なる人気を誇るカリスマ・シンガー、KOTOKOの14枚目のシングルは、押井守監督の映画『アサルトガールズ』の主題歌。映画同様に強く戦うカッコいい女性のイメージで、ハードなエレクトロニクス・ポップに仕上がっている。未来的コスチュームのジャケットも新鮮。
森重樹一(vo)と松尾宗仁(g)が始動させた5人組による、アルバム『非常ベルが鳴り止まない』(2009年)を引っ提げて行なわれたツアーの東京公演の模様を収めたライヴ盤。リズム&ブルースの深みを堪能させるロックンロールがストレートかつ軽やかに伝わってくる。
まるで母に抱かれるような大きさにあふれたヴォーカルが魅力のカヴァー集。もちろんベースはレゲエ・アレンジになっているわけだが、J-POPの名曲が彼女にかかると、その曲の世界を壊すことなく、まろやかでハートフルな作品に進化するから不思議だ。しみじみする一枚。
韓国出身歌手の11枚目のシングル。透明感のあるヴォーカルにキュートさのみならずしなやかさが加わり、伸びやかに歌い上げている。「好きなんだ」の高音部分の美しさが、繊細な恋愛心を物語り切ない。「Sunday」は、失恋を経て新たな一歩を踏み出す女の子への応援歌。少しずつ賑わいを増すアレンジと声の表情が秀逸。
デビュー13周年を記念して行なわれたライヴを収録した一枚。「スマイル」や「欲望」といった代表的な曲を中心に構成され、ベスト盤的な意味合いも含まれている。伝わってくるライヴの臨場感は、非常に熱いノリがありながらも丁寧に作り込まれた様子で、緊張感漂いつつも牧歌的ないいステージだ。
ベスト盤と銘打ちつつ、5曲もの新録音(わずか30秒の曲もあるけど…)やサントラからの楽曲が含まれた、お得感ある一枚。手作り感あふれる目玉トラック「小組曲「ピタゴラスイッチ」」をはじめ、楽譜集第2弾との連動曲も多く、ファンはぜひ楽譜も入手されたい。なお、新曲「亡き王女のためのパヴァーヌ」に過大な期待? はしないでね。
3オクターヴ半の音域と透明感あふれる歌声をもつ女性シンガー・ソングライターの3作目。テーマはラブ。トロピカル風カラフル・サウンドに彩られながら、恋するせつない気持ちや幸せに包まれているのにどこか不安など、愛することの戸惑いが10通りのシチュエーションで歌われている。