発売元 : NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
説明不要の名ロック・ギタリスト、マイケル・シェンカーとその黄金時代を支えたヴォーカリストによるアコースティック・アルバム。スパニッシュ・テイストのエキゾチックなナンバーなど、日本人好みの泣きのメロディをギターと歌でたっぷり聴かせる好企画盤。
栗コーダーのちょっと淋しくて懐かしい音風景は、ライヴの一期一会感覚と相性抜群だと思う。何となくハジけきらない大人しーい拍手も、客席のムードを感じさせてリアル。歌もの中心の構成もあり、彼らのルーツである“たま”のことまでも思い出させてくれる一枚。
ヴァレリー・エティエンヌからakikoまで、世界のトップ・クラブ・ジャズ作品をquasimodeが生演奏で再構築。それに加えて、新録音4曲、未発表1曲を含んだ生リミックス盤。すべてをラテン・グルーヴ・ジャズに染めあげる、時代を象徴する一枚。
2006年の活動再開後、2作目となるフル・アルバム。花王「ふんわりニュービーズ」CMソング「ニューピース」や、カジヒデキ、かせきさいだぁ≡が作詞で参加した「カジディラン≡」など、胸キュン・ポップスが詰まった、充実の仕上がりとなっている。
SEX MACHINEGUNSのANCHANG(vo,g)、元SIAM SHADEのNATCHIN(b)、元THE YELLOW MONKEYのANNIE(ds)による話題のバンド、BIG BITESのファースト・ミニ・アルバム。3ピース編成とは思えない、重厚かつ濃厚なロック・サウンドが痛快な一枚だ。
ダイアモンド☆ユカイによる、レッド・ウォーリアーズ時代も含めたセルフ・カヴァー・アルバム。レッズ時代の名曲「Casino Drive」の新しいアプローチには“今”が感じられる。デビューから20年以上重ねた年月が、歌詞に、より一層深い意味を与えている。
湘南出身のバンドゆえ、横浜や横須賀など神奈川のベイ・エリアを題材にした楽曲が多いのが特徴。港町らしいどこか洗練されたポップなスカで、NOB(vo)のハスキー・ヴォイスがまた良い旅情を醸し出している。彼らの代表作になりそうなアルバムだ。
アコースティック・ギターとエレキ・ギターのアンサンブルが心地よい「ニューピース」は、これ以上にない爽快感あふれるポップ・ナンバー。ガレージ・ナンバーの「地球の果て」はチープなサウンドの中にもスペーシーな雰囲気が。そしてフトン好きに捧げる「FUTON」と、ホフ節あふれるポップなシングル。
大阪ミナミはジャパレゲ職人にしてRIDDIM&DUBマスター、ZURAの工房“ARUZ STUDIO”が厳選したベスト・トラック集2枚組。ルーツ・レゲエ〜イケイケのダンスホール〜トライヴァルものまで綿密かつ大胆に作り込まれたトラックはズバリ匠の仕事。初回特典ミックスCD付き。
結成から10年で発表されたベスト盤は、再録音や新ミックスなどが施されていることもあり、懐古というより現在進行形で聴くことができる。ブラスを加えたパンク・サウンドはスカの小気味よさやアンセミックな高揚を誘い、あふれるパワー感はあまりにも瑞々しい。
2008年にデビューした札幌在住の女性シンガー・ソングライターによるセカンド・シングル。TVアニメ『とある魔術の禁書目録(インデックス)』エンディング曲「Rimless?フチナシノセカイ?」、せつない恋心が胸に響く「名残の月」、ともに、温かなサウンドに高音域まで柔らかなヴォーカルが映える。
高校卒業後にジャマイカに半年渡り、ジャマイカと日本の“リアル”を歌い続ける女性シンガーによる3年ぶりのアルバム。高校時代から大阪のクラブを中心に活動してきたという足腰の強さが発揮された、ぶっとくタフなレゲエ・サウンドが聴ける。
3オクターブの声域を持つシンガー・ソングライター、タイナカサチの9thシングル。美しいラヴ・バラード「また明日ね」とPS2用ゲーム『Fate/unlimited codes』主題歌「code」を両A面で収めている。
沖縄の名曲をレゲエ・アレンジでカヴァーした『たからもの』シリースのベスト盤。民謡から喜納昌吉、ブーム、モンパチまで新旧の有名曲を、彼女のソウルフルな粘っこいヴォーカルで聴かせている。特にダンスホール・スタイルの「てぃんさぐの花」が新鮮。