音楽むすび | 発売元 : RX-RECORDS

2001年に東京で結成された、女性ヴァイオリニストを含む異色ポップ・パンク・バンドのサード作。キャッチーで明るく甘酸っぱいヴォーカル・メロディと、快活なバンド・アンサンブルをさらに盛り立てる高揚感あふれるヴァイオリンの存在がユニークで、他のパンク・バンドとはひと味違う個性が光る。

のっけの「スペースオペラ」からギターの速弾きが炸裂するように、巷のバンドとは一線を画す臭いを放つ個性派バンドのセカンド・アルバム。ぴりっとインド風な「立ち止まりJOURNEY」、おバカなコーラスがナイスな「まばゆい」など、一筋縄ではいかないポップ感が彼らの醍醐味。美メロと好アレンジ、そして饒舌ギターがうまく絡み合った快作だ。

ヴァイオリン奏者をメンバーに擁しての軽快なギター・ロックで注目の5人組によるセカンド。持ち前のナイーヴなメロディ・センス、そして等身大の思いを時にユーモラスに綴った歌詞を、エモーショナルなバンド・サウンドに昇華。ネクスト・ブレイクを予感させる。

三人組ロック・バンドのセカンド・アルバム。ハード・ロックなリズム隊に乗ってるのが哀愁漂うマイナー調の和風メロディと高音を多用したコーラス……という組み合わせが妙に新鮮。ビジュアル系隆盛期からうすうす感じていたけれど、未来のムード歌謡ってこういうのかも。