1989年6月発売
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短
オイストラフが初めてアメリカに訪れた際の録音。甘く豊かで張りのある音色と安定したテクニックで極めて格調の高い表現を展開している。オーマンディの伴奏も端正で美しい。録音はモノながら非常に鮮明。なお(1)メロディア、(2)EMIのCDもある。
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲|シベリウス:ヴァイオリン協奏曲チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲|シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
村上春樹さんのベストセラー小説『1Q84 a novel BOOK 3』に、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲が紹介され、そのヴァイオリン奏者としてダヴィッド・オイストラフが登場しています。 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:ダヴィッド・オイス トラフ)の収録されているCDこれ! 「1Q84」シリーズをチェック! 戦後のソ連が生んだ最初の偉大な国際的ヴァイオリニスト、オイストラフ(1908〜1974)の59年のアメリカ・ツアーの際の録音。派手でもなく革新的な演奏ではないのに、野太くスケールの大きな世界には圧倒させられる。現代人の忘れ去った演奏である。
ブラームス:弦楽四重奏曲NO.3ブラームス:弦楽四重奏曲NO.3
ブダペストの往年の名盤が久し振りにこうして耳に出来ることは大変意義深い。決して耳ざわりの良い演奏じゃないかもしれないが、作品に対する切き込みの深い演奏に、きっとまたファンが増えてゆきそうな気がする。音の状態も以前よりぐっと改善された。