1990年11月21日発売
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
中村紘子はいかにも彼女らしい技巧のさえと、多彩な音色感を駆使して、この難曲を弾ききっている。「ティイルリー」や「ゴールデンベルク」、「リモージュの市場」などは、そうした彼女の持ち味が充分発揮されたものといえる。
勝訴勝訴
平成のハードコア・フォーク野郎、THE 真心ブラザーズ。フリッパーズ・ギターほどオシャレじゃないかもしれないが日本語のセンスあるぞ。初期のRCサクセションに通じるものが…なんちゃって。(3)ではタイトル通りに龍巻のピーがソロをとっている。
セレナーデセレナーデ
若手のホープ、古澤巌のセカンド・アルバム。甘ったるい感傷に流されず、けれど自分のロマンティシズムを表現しようという意欲が頼もしい。どの曲も練られていて、しかものびやかに弾かれているが、少々粗さを感じるのは若さのゆえか。