1990年12月発売
オリジナル・リリース時(84年)は全然ダメだったけど最近になって、やっと歴史的意義が出てきた“めんたいオムニバス・ライヴ”。CDとしては今作が三度目で遂に完全収録。1CDでも収録できるのに何故か2CD。ちょっと御祝儀には高すぎる。
ニュー・オリンズ・ジャズをアメリカ中心に知らしめたジョージ・ルイス楽団の54年のライブ録音。タイトルがJazzではなくてJassとなっているのもニュー・オリンズのジャズに敬意を表してのこと。歴史的にも価値の高い2枚組の保存盤である。
実は私も受験前にこの手のテープを買ったことがある。が、ただ重要項目を淡々と朗読してあっただけ。鳴呼。今の受験生はなんて幸せ者だろう。井上あずみチャンの透んだ歌声きいて、カラオケで覚えるなんて。美しいクラシックの旋律に笑える詞。祝・合格!
今や大はやりのリラクゼーション・ミュージック。世の中には藁をもすがりたいくらい疲れている人が多いのだろう。演奏は旧東ドイツの人たちで、曲は、ピアノの小品と合唱による民謡などが集められている。効果があるかどうかは、使い方次第です。
視覚的要素を排除すれば杉本彩サンよりも肉欲ビートを聴かせる“1億円の瞳”田中美奈子。本作のシングル集はお節介のヴァージョン違いも収録(つまらない)。ホントは3,000円で豪華ブックレットってのがいいけど楽曲に幅があるからコレでも楽しめる。
数年前の録音で、ライブも含めたセレクションである。歌謡曲とフォークとロックとブルースが混然一体となった、日本ならではのポップス。はみだしオジサンのロック魂がすみずみまでいきわたっている。ガキには表わせられない世界がある。大人のための一品。
大御所バンドのやっと出たベストは73分に渡る。ギターが泣いて、酒の匂いがしてくるようなサウンドの集大成だ。ベストだけに大きなクセがないから、ファンでない人にもオススメできる。個人的には(8)が好き。ジャケットはE・クラプトンみたいだね。
正統派美形の顔だち、均整のとれたプロポーション、平均点を上回る歌唱力、声にも清楚なお色気あり。これで曲に恵まれれば…なんて言ったらバチが当たるけど、これベスト盤です。英語詞のダンスものもいいけど、ミディアムスローの方がいい味でてます。
あくまでも、純日本風の男らしさをかもし出していた一世風靡セピア。さすがは劇男といった感じで、台詞のような詞もあるけれど、日本語の美しさは天下一品。古風な抒情的歌詞は、美しい事この上ない。それゆえに、英語の歌詞は使ってほしくなかった。
原宿の50sブティック、クリーム・ソーダの店員たちが結成した懐かしのロックンロール&ポップス一辺倒のブラック・キャッツのベスト盤。いつまでも素人っぽさを残したアメリカン・グラフィティを追いかけ演じるお楽しみバンドならではの曲ばかり。