1991年12月発売
アーチー・シェップ・イン・サンフランシスアーチー・シェップ・イン・サンフランシス
アーチー・シェップ・グループの66年のライヴ。いわゆる彼の“フリー時代”の作品だが、これを聴くと彼はこの頃から“ブルース・プレイヤー”だったということがわかる。独特の音色でブロウするテナーがなんとも魅力的だ。ラズウェル・ラッドもいい。
アッティカ・ブルースアッティカ・ブルース
一部の熱狂的なマニアから絶大なる支持を受けているアーチー・シェップの名盤。70年代初頭という、混沌とした音楽シーンを反映させており、全体に黒人意識とファンク色が強く現われている。この演奏が持つエネルギーは、現在の耳で聴いても圧倒的だ。
ザ・ソング・イズ・パリスザ・ソング・イズ・パリス
黒人ジャズ歌手J・パリスが62年に録音した代表作。パリスは近年のシナトラやトニー・ベネットのような枯れた円熟味のある歌手で、粋なスタイリストでもある。本作は佳曲ぞろいで、ども歌もジャジーでロマンがある。ボギーの渋い映画のような味わい。