1991年3月25日発売
サイゴン・キックサイゴン・キック
長髪で皮ジャン着てれば何でもメタルと決めつける人にちょっと刺激を与えそうなバンドの登場だ。フロリダ出身4人組の1st。解説では、F・N・モアが比較の対象になっているが、彼らもメタルの常識にこだわらずにオリジナルを確立させている。一度お試しを。
イン・ザ・ライト・プレイスイン・ザ・ライト・プレイス
名盤『ガンボ』に続く、73年発表の6作目。アラン・トゥーサンのプロデュースによるマイアミ録音で、ミーターズらによるファンキーな演奏もナイスだし、ドクター・ジョンならではの粘っこい歌声も絶好調。ヒット曲(1)や代表曲(8)などを含む最盛期の秀作だ。
エヴリバディーズ・エンジェルエヴリバディーズ・エンジェル
ひと言でいうなら女ヴァン・モリソンを目指したかのような渋く重い3作目のヴォーカル・アルバムだ。トラッド風からゴスペル、ケルティック・タイプの曲まで、楽曲の良さも歌の上手さもやはり非凡。ただ20代前半の若さでこの路線は少し早過ぎか!?