1991年9月21日発売
STAY・GOLDSTAY・GOLD
なんかセコそうなバンド名とメンバーのルックスとは裏腹に、サウンドのほうはガンバってスケールの大きそうな演奏をやろうとしている。BOOWYにもちょっと似てる。しかしデビュー盤にしてはまとまりすぎで、もっと荒削りな面がウソでも欲しい。
MY DUKEMY DUKE
〈A列車…〉から〈デュークス・プレイス〉まで、エリントン・ナンバー、あるいは、ゆかりの名曲がずらりと10曲。アルバム企画も選曲も、まったく一般的ながら、しかし、魅力いっぱいのエリントン集となっている点が、彼女特有の力。お洒落で素敵な作品。
WOMANISM3WOMANISM3
泣くため用、ってのがいいじゃないか。ただ「バラード・アルバム」っていうよりインパクトが大。しかも季節は秋。女のコの機微をついた、うまいリリースだね。ミュージシャンとしての長い寿命の賜物でもある。案外、男の子に売れ行きが良かったりして。
NIOZE ZONENIOZE ZONE
86年から91年までの5枚のアルバムから、メンバー自身によりセレクトされたベスト盤。オリジナルがしょぼかったためか(1)(2)が新録、(14)がリミックスされている。生涯「パンク」という姿勢が(13)に示されている不変のサウンドをたっぷりと聞かせてくれる。