音楽むすび | 1991年発売

アメリカン・ポップスへのオマージュに満ちた珠玉のメロディと甘く切ない歌詞が高次元で結実した、Jポップ史上に燦然と輝く金字塔。「恋するカレン」「さらばシベリア鉄道」他、時代を超越した名曲がここにある。

大滝詠一のアルバム『イーチ・タイム』の曲を、井上鑑がアレンジしたオーケストラ・ヴァージョンのアルバム。カラオケにもなるってことだけど、「恋のナックルボール」「ペパーミント・ブルー」など歌えたらスゴイです。BGMにはもってこいですよ。

チューブ、織田哲郎、亜蘭知子、近藤房之助、坪倉唯子、かまやつひろし、栗林誠一郎らによる渚のオールスターズのベスト盤。夏モノの歌謡ロックはこの暑苦しさが重要なポイント。暑い夏に熱いラーメンを食べる感覚で汗をだらだら垂れ流しながら楽しもう。

ビルスマの考察ではこれらの曲には音域上などからガンバよりもチェロ・ピッコロがよりふさわしいという。学問はともかくとして、結果はチェロ・ピッコロと小型オルガンとの組合せが素晴らしく見事な音の調和を生んでいる。(4)は前3曲とは全く趣の違う曲。