1992年10月発売
ワンス・アポン・ナ・サマータイムワンス・アポン・ナ・サマータイム
コケティッシュな声が魅力の個性派シンガー、ブロッサム・ディアリー。JAZZとして捉えると好き嫌いのハッキリするところであろうが、今の時代にはとても新鮮にマッチする。日本のみCD化された本作は58年に録音された。ヴァーヴ後期の一大傑作。
バッハ:ピアノ協奏曲集バッハ:ピアノ協奏曲集
グールドは、ソロのときだけでなく協奏曲の場合にも、彼独自の演奏美学を貫いている。デフォルメの限りを尽くしているというほどではないが、とくに、いくつかの緩徐楽章における強烈な旋律線とその立体感の実現などは、彼の特色を端的に示している。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調
グールドがコンサート拒否宣言をする前、20代後半の録音。グールド独特の音色やアーティキュレーションなどがこの時すでに現れている。曲のテンポや演奏のタッチもこの時点でかなり独特だが、1つの生き生きとした音楽が完成されている所はやはり天才だ。
BARBEE BOYSBARBEE BOYS
自選ベストでお茶を濁していたバービーの隠し玉的なリアル・ベスト。男と女のラヴ・ゲーム的なクドイ歌詞を、彼ら特有のセンスで自由に闊歩していた姿が雪崩式に連発されている。この独創性のトラップは否定すればするほど深みにはまる呪縛だった。