1992年5月25日発売
瞑想と逸脱の世界瞑想と逸脱の世界
MJQから離れたルイスは驚くほど奔放な演奏を聴かせてくれる。2つのピアノ・トリオを収めたこの作品でも、そうした彼の特徴が顕著に示され、もうひとつの面を見た気にさせられる。思索的なプレイの中から、自己主張を行なっていく彼はサスガだ。
ビーン・バグズビーン・バグズ
ブルージーなヴァイブ奏者として定評のあるジャクソンが、「ジャズ・テナーの父」と称されるホーキンスと共演した興味深い作品。いわゆる「顔合わせの妙味」が光る1枚だが、ここではお互いの感性を損うことなく、端正な演奏が繰り広げられている。