1992年9月発売
フェア・アフェアーフェア・アフェアー
やっぱり実力派は安心して聴ける。NY、UK、東京をまたにかけて制作された本作は、杏子やゴンチチ、アマゾンズなどの協力もアクセントになりつつ、ポール・ヤングがデュエットに参加しているカヴァー曲(9)が最も光ってる。大人の男の余裕盤、です。
BACK TO THE STREETBACK TO THE STREET
80年4月発表の佐野元春のデビュー・アルバム。やっとロックンロールをやれる時代になったと、ラジオ・ディレクターからミュージシャンにカムバックした佐野元春の、強い意図を持ったアルバム。初期の佐野を代表する「アンジェリーナ」を収録。
Heart BeatHeart Beat
81年2月発表のセカンド・アルバム。「ガラスのジェネレーション」「ナイト・ライフ」などの伊藤銀次とのコンビによる曲で、ロックンローラー佐野ライオン元春の本領が発揮されはじめている。都会に生きる若者の孤独感を歌う佐野は輝いている。
VISITORSVISITORS
ロックン・ローラー佐野元春が1年のニューヨーク生活から生み出したアルバム。歯切れのよい歌詞がビートをきざみ、いかにもニューヨーク録音といえる音とノリ、その間で佐野のヴォーカルがドライブしている。さすが佐野!。
Cafe BohemiaCafe Bohemia
ソウル・ミュージックのイディオムが十二分に発揮された一作で、彼のキャリアの中でも最も多くの音楽的情報を詰め込んだアルバムのひとつ。前作『ヴィジターズ』のような緊張感はないが、ヴァラエティーに富んだ構成で楽しませてくれる。