67年、東京で録音したボサ・ノヴァ・アルバム。編曲は渡辺貞夫と前田憲男で、渡辺貞夫クインテットが演奏。メリルの物憂げで浮遊感漂うヴォーカル、歌謡曲の(6)(12)を日本語で歌うキッチュな感覚など、現在のクラブ・シーンでうけそうな要素を多分に含む。