1994年11月26日発売
SHOW MESHOW ME
アイドルはもっとスリリングな綱渡りをして欲しいのに、南野といい、森川由加里といい、何ですか出来すぎのアルバムを作っちゃって。大人の横ッ面を張るようなアイドルが出てきたようです。ついつい聞き込んでしまう面白さをアイドルが持つ時代です。
閉ざされた町閉ざされた町
都市生活者の心の渦と町そのものの渦とをオーバー・ラップさせたコンセプチュアルな作品ととらえることもできる76年発表の2作目のアルバム。加治木剛っていい詩書くよなあ。イラスト&ADは吉田カツ。充実という言葉がぴったりの好盤。
33
加治木剛ことダディ竹千代の詩が冴えわたるサード・アルバム。77年発表。直線的ハード路線により広がりを持たせた音作りの豊かなアイディアに注目。春日博文の非凡な才能の再評価を。マキがじっくり歌ってくれることでは、1,2を争う快作。
ライヴライヴ
1977年の日比谷野音、新宿厚生年金会館でのライヴを収録。ハード・ロック・バンドOZをバックに歌うマキの姿から、ある種の血を感じてしまう。女性のみが発散する血の匂いであり、ライヴのマキは一種の媚薬の効果を持つその匂いを強める。