1994年2月23日発売
ニュー・デイ・ライジングニュー・デイ・ライジング
現シュガーのボブ・モウルドが在籍した80年代の最重要バンドの一つ、ハスカー・ドゥの日本初登場となる85年作品。ポップなメロディをパンキッシュなサウンドに乗せた音世界は、後の欧米のギター・バンドのほとんどに多大な影響を与えたことを本作で実感。
フィリップ・ユア・ウィグフィリップ・ユア・ウィグ
インディー最後のアルバムとなった85年の作品で、メロディアスな曲作りとポップな味わいに磨きがかかっている。これを聴くと、昨今のバンドへの多大な影響力を感じ取ることができるはずだ。(13)のような即興調の曲もあり、懐の深さも再認識した。
亜無亜危異都市亜無亜危異都市
日本のニューウェイヴ・バンドの中で“過去がない”ことをアドヴァンテージにして最も自由に振舞っていたバンドがアナーキーだったんじゃないかな。81年に発表した3作目で、マイキー・ドレッドをエンジニアに迎えて、ダブなどに挑戦。(4)は代表作。
新ピアノ名曲全集3 古典期名曲集・上新ピアノ名曲全集3 古典期名曲集・上
昨年リリースされた「バロック期名曲集」も好評のようで喜ばしいかぎり。古典派の知られざる小品を紹介しようというだけでなく、この時代の様式を耳で知るための教材にもなっている。フンメルとかガルッピとかこのCDだから聴ける音がたくさん。