1994年4月発売
ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ
前作はハウスだったのに、今回はメンフィス録音で、60年代末のストーンズ風ダウン・トゥ・アース・ロックをやっている。わざわざトム・ダウドらを起用して、そこまではやらないだろう、普通。メッセージより深い批評性のあるバンドだと、音以上に主張する。
STRIKES BACKSTRIKES BACK
頼りなげなヴォーカルには変わりないが、瞬間の爆発力を身につけたエレグラの1stフル・アルバム。はちきれんばかりの若さが何とも痛快! なので、「コレってアレのパクリじゃ〜ん」なんていう聴き方をする人には聴いていただかなくて結構です!
対対
ピンク・フロイド6年振りのオリジナル・アルバムは期待以上の出来だ。特にデイヴ・ギルモアの充実ぶりには目を見張る。自らがバンドのイニシアティヴを握ることで、完全にロジャー・ウォーターの亡霊を払拭している。フロイドの底力を認識させられる超話題作。